昼の部:13:30開場、 14:00開演
夜の部:18:30開場、 19:00開演
サンシャイン劇場
片瀬那奈 as レディー・パンドラ
DEVIL'S DAUGHTER(HOLY WAR)
「サイケデリック・ペイン」公式サイト
片瀬那奈ちゃんがレディー・パンドラを演じるロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」は、東京公演のクライマックスを迎えます。本日(9/8)は昼夜二公演、明日(9/9)は「シューイチ」の生放送を経て昼公演、明後日(9/10)は夜公演、そして最終日(9/11)の昼公演と、怒涛のハード・スケジュールで、片瀬那奈ちゃんが歌って踊って刀を振り回します。那奈ちゃんにとっては、先週に続いての「過酷な土日」となりますので、是非ともモリモリ食べて頑張って頂きたい。公演は、連日連夜大入りで大盛況と伝えられます。ほとんど東京公演に関する宣伝がテレビで行われなかったので、前売り段階で相当売れてしまったのでしょう。評判が好いから当日券で行ってみようと思っても、なかなか入手困難のようです。観客は、劇団や出演俳優さんのファン、そして関係者で占められていると思えますので、其れは其れで「幸福な空間」とも云えるでしょう。でも、世間には届きませんね。
前回の「シューイチ」では、冒頭から片瀬那奈ちゃんに「舞台公演中も頑張ります」とテロップが入り、ヒデちゃんも言及されました。でも、ヒデちゃんは「かなりセクシーな役どころ」と云い、片瀬クンも「悪魔をやらせてもらっています」と応えるだけで、具体的に「サイケデリック・ペイン」とか「レディー・パンドラ」と云う名前すら出さなかったのだ。まさか、「今更、宣伝してもチケットが無いから」って理由じゃありませんよね?テレビ桟敷の多くの方々にとっては「へぇ〜、シューイチの人は、舞台とかもやっているんだ」と聞き流したに過ぎないでしょう。思えば、片瀬那奈ちゃんの初舞台である「僕たちの好きだった革命」初演(2007年)はDVD化されましたが、其の後の「フラガール」(2008年)と「僕たちの好きだった革命」再演(2009年)はDVD化されていません。映像作品としてすら観る事が出来ない「一期一会」の記憶の中にしか存在しないのが舞台作品です。
今回の「サイケデリック・ペイン」は、おそらくDVD化されるでしょうけど、演劇のDVDは其の辺のお店で気軽に入手できる商品ではありません。そもそも、舞台を収録したDVDでは「実際の舞台の魅力を100としたら、20くらいしか伝えられない」と鴻上尚史さんも語っておられます。確かに、舞台のチケットは決して安くはありませんが、「僕たちの好きだった革命」の地方公演では学割で「千五百円!」とか信じられない低価格のサービスも行っていました。「サイケデリック・ペイン」でも「ヤングチケット」として「たったの二千円」で、ナウでヤングな若人は観れちゃうわけですよ。映画を観るのと変わらない価格で舞台が観れるなんて、凄すぎなんですけどね。ほんの僅かでしょうが、劇場へ足を運べばキャンセルなどもあって若干の当日券が発売される可能性はあります。少しでも多くの方々に、片瀬那奈ちゃんが舞台に立つ艶姿を目撃して頂きたい。
(小島藺子/姫川未亜)