
チケット一般発売まで一ヶ月となりましたので、本日はコレでいきましょう。
先月末に衝撃の発表が在った「片瀬那奈、舞台初挑戦!」ですが、其の後「高田」だ「エレナ様」だ「楓」だと大騒ぎして居る間にも、着々と「未来」も進行して居りました。
以下、第三舞台さんなどよりの最新版情報です。
平成18年度文化庁芸術創造活動重点支援事業
KOKAMI@network vol.9
『僕たちの好きだった革命』
2007年2月28日(水)〜3月11日(日) 新宿・シアターアプル
企画・原案:堤幸彦 企画・原作・脚本・演出:鴻上尚史
出演:中村雅俊、片瀬那奈、塩谷瞬、大高洋夫、長野里美、菅原大吉、澤田育子(拙者ムニエル)、田鍋謙一郎、武藤晃子(TEAM 発砲・B・ZIN)、今村裕次郎(らくだ工務店) ほか
鴻上尚史が約2年ぶりに作・演出を手がける新作は、
今を生きる若者と大人たちへ「生きる意味」を問いかける学園ドラマ。
堤幸彦・鴻上尚史の共同企画として長年温められてきた本作品が、魅力的なキャストを迎えて、ついに上演されます!
「第三舞台」公式サイト
KOKAMI@network vol.9『僕たちの好きだった革命』
気になる具体的な公演日程とチケット情報は、12月16日(土)ぴあ、ローソン、CN、イープラスにて発売開始予定
S席:7500円
ジーンズシート:4000円
*3月7日14:00公演のみ、
S席6500円(すべて税込)
未就学児童は入場不可。
2007年2月28日(水) 6:30PM開場、 7:00PM開演
2007年3月1日(木) 6:30PM開場、 7:00PM開演
2007年3月2日(金) 6:30PM開場、 7:00PM開演
2007年3月3日(土) 昼12:30開場、 1:00PM開演 & 5:30PM開場、 6:00PM開演
2007年3月4日(日) 1:30PM開場、 2:00PM開演
(5日は休演です。)
2007年3月6日(火) 6:30PM開場、 7:00PM開演
2007年3月7日(水) 1:30PM開場、 2:00PM開演 & 6:30PM開場、 7:00PM開演
2007年3月8日(木) 6:30PM開場、 7:00PM開演
2007年3月9日(金) 6:30PM開場、 7:00PM開演
2007年3月10日(土) 昼12:30開場、 1:00PM開演 & 5:30PM開場、 6:00PM開演
2007年3月11日(日) 1:30PM開場、 2:00PM開演
(すぎょい、ハード・スケジュールだなぁ。)
さらに、地方公演も決定!(名取は中村雅俊さんの地元ですね。行こうカナ。てか、前日が山形って。ど〜したらええんだ?)
道新ホール(北海道)
2007年3月16日(金) 6:30PM開場、 7:00PM開演
2007年3月17日(土) 昼12:30開場、 1:00PM開演 & 6:30PM開場、 7:00PM開演
全席指定:6,500円(税込)
先行受付期間:2006年11月22日(水)6:00PM〜 2006年11月29日(水)9:00AM
一般発売日:2006年12月10日(日)10:00AM
山形県県民会館(山形)
2007年3月22日(木) 6:30PM開場、 7:00PM開演
S席:6,500円(税込)、A席:5,500円(税込)
一般発売日:2006年12月16日(土)10:00AM
名取市文化会館 大ホール(宮城)
2007年3月23日(金) 6:00PM開場、 7:00PM開演
SS:7,500円(税込)、S:6,500円(税込)、A:5,500円(税込)
一般発売日:2007年1月20日(土)10:00AM
公式より「3/14 旭川 3/16,17 札幌 3/19 帯広 3/22 山形 3/23 宮城 3/28 名古屋 3/31,4/1大阪 公演も予定。」
(小島藺子/姫川未亜)
以下、引用です。
「ごあいさつ」
そんなわけで、また芝居の季節がやってきました。お元気でしたか?
今回は、始まりは、堤幸彦監督との会話でした。二人でお酒を飲んでいると、堤監督が、じつはこんな話があるんだけど、と語り出しました。それは、「1969年に、自主的な文化祭をしようとした高校生が、機動隊のガス銃の水平撃ちをうけて、30年間、意識を失い、目が醒めたとき、もう一度高校に復学しようと決めた。30年ぶりの高校は風景がまったく違っていた。そして……」という話でした。
僕は、その話を聞いて、すぐに、「これは、絶対に世に出すべき作品だ」と思いました。さっそく映画用の脚本を書き上げました。んが、いろいろと諸条件が重なり、映画にまだなっていません。なので、「映画になる前に、演劇にしよう」と思ったのです。
魅力的なキャストを迎えることができました。
30年間意識を失っていた主人公山崎に、中村雅俊さん。受けいれる高校の同級生に、片瀬那奈さんと、塩谷瞬さん。中村さんは、僕にとっては、なによりもまず、『俺たちの旅』です。年を重ねていくことと、青春を失わないことのせめぎ合いが、とてもスリリングだと思うのです。片瀬さんは、ちょいと前、『新・真夜中の王国』という番組で何回がご一緒しました。すでに、一回、ワークショップをしたのですが、抜群の運動神経とスタイルのよさで、衝撃的な舞台女優の誕生になるだろうと予感しています。塩谷さんは、『パッチギ!』にやられました。泣きながらギターを橋の欄干に打ちつけている時、僕も泣きました。
さらに高校の同級生として、若くてうまい森田彩華さん。物語に、ラッパーが登場するのですが、ならば、本物をと、GAKUーMCさんにお願いしました。
他に、主人公、山崎の昔の同志で、今は教頭になっている男に、大高洋夫。片瀬さんの母親役で、長野里美。
片瀬さんの父親役に、ベテラン菅原大吉さん。先生役に、『リンダ リンダ』以来の七変化、田鍋謙一郎さん。小劇場界からは、一度、ぜひ、お願いしたかった『拙者ムニエル』の澤田育子さん。『TEAM 発砲・B・ZIN』の武藤晃子さん。『らくだ工務店』より今村裕次郎さん。
他にも、魅力的なキャストが集まってくれました。(追って、また、報告します)
そんなわけで、はやくも稽古開始が待ち遠しい状況になってきました。
「あの時代」はなんだったのか、「今の時代」はなんなのか、「生きる」とはどういうことなのか。「負ける」とはどういうことなのか。「大人」とはなんなのか。「若者」とはなんなのか。「戦う」とはどういうことなのか。「逃げる」とはどういうことなのか。
堤監督の話から、いろんなイメージが膨らみ、結果、共同企画で、堤監督が原案、僕が原作、脚本、演出となりました。
笑いとアクションとラップと戦いに満ちた、久々の新作になります。よろしければ、劇場でお会いしましょう。
鴻上尚史
ストーリー:
激動の1969年、高校2年の時、文化祭の自由化を求め、校庭で呼びかけ運動をしていた山崎義孝(中村雅俊)は、機動隊の催涙弾を受けて意識を失い、長い眠りに陥ってしまった。30年後、突然目を覚ました山崎は、もう一度高校2年に復学する。そこで出会ったのは、小野未来(片瀬那奈)や日比野篤志(塩谷瞬)を初めとする、迷いながらも一生懸命生きたいと思っている高校生たちだった。
「過去」からやってきた高校生・山崎との考え方のギャップに戸惑う「今」の高校生たち。やがて山崎の熱意に巻き込まれ、学校側と対立して自分たちの文化祭を実現するために立ち上がるが・・・。