2003年7月1日:「片瀬那奈ミニスペシャル」(viewsic)
2003年7月3日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年7月10日:「真夜中の王国03」ゲスト:星村麻衣(NHK BS2)
2003年7月17日:「Rhythm(&)Babe」(スペースシャワーTV)
2003年7月17日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年7月18日:「ちちんぷいぷい」(MBS)
2003年7月18日:「a-ha-N」(テレビ愛知)
片瀬那奈ちゃんのアルバム「TELEPATHY」が2003年6月25日に発売され、発売記念のイベントが多く行われていました。2003年7月には、上記以外でも、BSやCSでの「MUSIC B.B.」「チャンネルa」「カタセ日和」などにも出演されましたが、ほぼ全てが「歌手・片瀬那奈」のプロモーションで、在京地上波での出演はありません。
2003年8月2日:「a-ha-N」(テレビ愛知)
2003年8月7日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年8月9日:「サンダー5」(名古屋テレビ)
2003年8月14日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年8月31日:「日曜スタジオパーク」(NHK)
8月になっても地方局と「真夜中の王国」絡みのNHKしか見当たらず。勿論「カタセ日和」と「真夜中の王国」は続行しておりましたが、兎も角、地上波番組出演が無さ過ぎです。BSやCSなどが未だ普及していなかった時代に敢えて其処でのプロモーションにチカラを入れ、名古屋ローカル局への尋常ではない拘りも注目に値します。其の分、歌手としてのライヴやイベントが多くなり「歌手・片瀬那奈」は、正に早過ぎた「逢いに行けるアイドル」となっておりました。ピクチャー・レーベル多種仕様とか、イベント参加券を付属とか、常設箱でのイベント開催とか、何もかもが余りにも時代の先を行き捲くっていたのです。
2003年9月1日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月2日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月3日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月4日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月11日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年9月18日:「真夜中の王国03」ゲスト:大塚愛(NHK BS2)
2003年10月9日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年10月16日:「真夜中の王国03」ゲスト:Sowelu(NHK BS2)
2003年10月18日:「TVおじゃマンボウ」(日本テレビ)
2003年10月18日:「ナイナイサイズ!」(日本テレビ)
2003年10月22日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)
2003年10月23日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年11月6日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年11月13日:「真夜中の王国03」ゲスト:市川由衣(NHK BS2)
2003年11月18日:「真夜中の王国03 学園祭スペシャル!」(NHK BS2)
2003年11月21日:「真夜中の王国03 学園祭スペシャル!」(NHK BS2)
2003年12月1日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年12月4日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年12月11日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年12月19日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
9月には謎の「シングル発売中止騒動」があり、仕切り直しで新曲が出た10月には日テレでプロモーションを行いますが、新曲が歌われることはありませんでした。「カタセ日和」「チャンネルa」「真夜中の王国」は続いており、「真夜中の王国」では待望の新曲「Necessary」の貴重な「この格好なら、何を歌うか分かるよね?」スタイリング映像が放映されています。相変わらず「歌手・片瀬那奈」はライヴ活動やイベント、ラジオ公開生出演などに邁進しており「テレビには余り出ないのに、毎日の様に本物に逢える」と云う「ファンにとっては桃源郷」の如き世界が展開されていました。avex本社での「CD持参者にポートレート手渡しイベント」などと云うトンデモな事までやらかしておりました。11月と12月には、遂に「真夜中の王国」でしかテレビで片瀬那奈ちゃんを観れなくなります。然し!怒涛の如くライヴが行われており、聖地・六本木ヴェルファーレには全国から那奈ヲタがワラワラと集っていたのでした。
片瀬那奈ちゃんのバラエティ番組への出演歴を綴る時に、やはり「歌手時代」は異質です。基本的に、音楽活動に専念された時代の片瀬那奈ちゃんは、バラエティ番組どころか音楽番組以外の地上波テレビ番組には「ほとんど出演されなかった」のです。当然、女優活動も休止しておりましたからドラマにも出ません。よーするに、片瀬那奈ちゃんは「テレビに出ない人」になっていたのです。「昭和チックなアーティスト」って戦略だったのかもしれません。其の分、ラジオ出演が増え、イベントやライヴも頻繁に行っていました。ブラウン管の向こう側に居た那奈ちゃんが、うっかりファンの前に抜け出して来たのです。其れは、驚愕すべき出来事でした。僕たちは、其の時に「おもしろい那奈ちゃん」を生で体感しました。其の後、ふたたび那奈ちゃんが「テレビの中の人」になっても、僕たちは実際に逢って話した那奈ちゃんを知っているから、嘘がないと分かります。
今でも、かつての様に逢えなくなっても、逢えば変わらぬ那奈ちゃんが居ます。僕たちは、片瀬那奈ちゃんの事を何にも分かっていないのかもしれない。特に僕は、此の世界で最も片瀬那奈ちゃんを理解していない頓珍漢な間抜けなのでしょう。だって、分かっていたらこんなブログなんか書く必要がないのです。僕は、那奈ちゃんが全くサッパリ分かりません。分からないから、知りたいのだ。でも、此れだけは云える。片瀬那奈ちゃんは、僕たちファンの気持ちを知っています。自分が愛されている事実を受け止め、ずっと責任を持って生きています。僕は、もう其れで充分です。
(姫川未亜/小島藺子)