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2012年05月24日

「カエルの王女さま」#07

SONGS 30th Anniversary Edition


フジテレビ 22:00〜22:54

M〜いつも一緒にいたかった〜絶対に頼りたくない、昔の男。県大会で負ければシャンソンズ解散…夢を背負って東京へ!消えた女と愛した男、それぞれの最後の決断

■ キャスト
 天海祐希 :倉坂澪
 石田ゆり子 :井坂忠子
 大島優子 :野々村まひる
 大島蓉子 :馬場みぞれ
 菊地美香 :皆川玉子
 福原美穂 :羽田南
 千葉雄大 :高垣忍
 玉山鉄二 :乾一希
 片瀬 那奈 :桜井玲奈
 濱田マリ :熊園桜
 石井竜也 :三宅光矢
 小泉孝太郎 :井坂哲郎
 久野綾希子 :森香奈絵
 岸部一徳 :井坂清忠
 、ほか

■ スタッフ
 脚本:吉田智子
 演出:田中亮
 音楽:山崎耀
 主題歌:家入レオ「Shine」
 プロデュース:渡辺恒也、大木綾子
 制作:フジテレビドラマ制作センター



片瀬那奈ちゃんが桜井玲奈さんを演じる注目の「カエルの王女さま」も、後半に向かい第NANA話でございます。前回は、澪コーチの秘密がバレてシャンソンズから去ろうとするものの、みんなの歌声で呼び戻されて結束が固まるとの展開でした。が、其の最後で「焼き肉桃太郎とぼんくら亭主の過去の不倫」を知った忠子さんが、今回は冒頭で家出してしまいます。一方、サリーと直接対決に挑んだ澪コーチですが「県大会で優勝できなかったらシャンソンズは解散する!」と宣言してしまいました。ぼんくら亭主から「不倫関係が忠子さんにバレた」と知らされた玲奈さんも、気が気ではありません。忠子さんは東京へ行っておりました。まひるちゃんと一希くんの「好い感じ」な場面を目撃した忍ちゃんも嫉妬し、桜ママも帰国して賑やかになって参りました。

それで、シャンソンズは東京へ行く事となりました。まひるちゃんは面接、忍ちゃんは工場再建の為の会合と、理由もてんこ盛り。しかし、単に東京へ行くだけとのメムバーも多く、バスの中でジュリーの「TOKIO」をウキウキで熱唱。丸っきり「おのぼりさん」です。東京での自由行動ではSugar Babeの「DOWN TOWN」がシャンソンズ・ヴァージョンで流れました。「まさか、那奈ちゃんの声で此の曲が聴けるとは」と、個人的には、かなり嬉しい選曲です。澪コーチが東京へ来た目的は、かつての恋人で今や世界的な演出家となった「三宅光矢(てっぺいちゃん)」に「シャンソンズに力を貸して欲しい」と頼む事でした。玲奈さんは、忠子さんに電話して直接逢いに行き過去の過ちを謝罪しますが、忠子さんは「帰って!あなたとはもう歌えない」と拒絶するのでした。「二年前もあたしが誘って、呑んで、、、でも、係長は酔っ払っていて何も覚えていなかった」って、、、おいおい、どこまで「ぼんくら」なのよさ。玲奈さんも忠子さんも、カワイソス。

プライドも捨てて三宅を説得する澪コーチですが、つれなくされてしまい「M」を熱唱。其れに乗せて、忠子さんや玲奈さんも映ります。玲奈さんは落ち込んでいますが、シルバーでギンギラのミニスカート姿であります。しょんぼりしている忠子さんと、東京でバッタリと澪コーチが出会うって強引だナァ。イチオー、東京タワーでプロポーズされたと云う忠子さんの思い出の場所だったりもするみたいですけど、澪コーチはそんなこたぁ知らないわけじゃん。玲奈さんは「シャンソンズも市役所も辞めるつもりです」と澪コーチに告げてしまいました。そして、なな、なんと、澪コーチは「学級委員の家出の原因は、ぼんくら亭主とキラキラ女が浮気したから」とみんなの前で云ってしまうのでした。出ました!澪コーチの「公開処刑」!!またしても、シャンソンズは滅茶苦茶になってしまいました。澪コーチに「責任取ってもらうよん」と云われた玲奈さんの引きつり顔が好いね。

壊れかけた夫婦関係を修復する為に、澪コーチは「忠子さんとぼんくら亭主の結婚式」を演出します。それで「ウエディング・ベル」となり、当然乍ら玲奈さんは「くたばっちまえ!」を担当。澪コーチの荒療治(コレまでもずっと澪コーチは説教と公開処刑でシャンソンズを束ねてきたのだが、、、)で、忠子さんと玲奈さんもビミョーに仲直りし、ぼんくら亭主もサリーに逆らい「シャンソンズ推し」になりました。三宅から贈られた「白紙の五線譜」の意図を知った澪コーチは、県大会はオリジナルで挑むと決め、一希くんに作れ!と命じたトコで、ゲロゲロとつづく。今回の片瀬那奈ちゃん演じる玲奈さんは、シリアス寄りの演技が中心でお得意のダンスもありませんでした。弾ける玲奈さんが観れなかったのは、些か残念です。

但し、ストーリー展開としては、好い加減「三角関係の決着をつけなければならない」トコでしたし、りりちゃんとの「ガチンコ・タイマン」は「シリアスでもイケテる片瀬クン」を大いに魅せましたね。でも、結局は「ぼんくら亭主」は関係修復の為にな〜んにもしてなくって、オタオタしてただけじゃん。同級生の一希くんに探させたりしてましたけど、情けなさ爆裂でしたね。でも、そんなトホホな「ぼんくら」だからこそ忠子さんも惚れているわけで、玲奈さんも「あたしが好きになって誘って、追いかけた」わけだ。ようやく一枚岩となったシャンソンズは、いよいよ県大会へと向うようです。期待度マックスで、次回を待ちましょう。


【今回の玲奈さんの歌】
 「TOKIO」沢田研二(シャンソンズ)
 「DOWN TOWN」Sugar Babe(シャンソンズ)
 「ウエディング・ベル」Sugar(シャンソンズ)



(第7話視聴率「7.4%」)


(小島藺子/姫川未亜)



「カエルの王女さま」フジテレビ公式サイト


posted by 栗 at 23:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする