テレビ東京で「元祖!大食い王決定戦 爆食なでしこ乱れ咲き」が放送されました。実に久しぶりの復活ですが、此の番組が収録されたのは昨年(2011年2月)なのです。本来なら昨年の4月に放送予定だったのですが、東日本大震災が起こり壱年間お蔵入りとなっていた「幻の映像」が遂に解禁されたのでした。以前も書きましたが、何ゆえ「大食い」が自粛しなければならなかったのかが個人的には疑問です。確かに昨年の4月には放送出来なかったのでしょうけど、壱年も自粛せねばならない内容とは思えません。ただ単に「沢山食ってるだけ」ですし、他のバラエティ番組で「食べ物を粗末にするようなギャグ」を平気でやらかすのに、どうして「普通に食べる」事がいけないのでしょうかしらん。片瀬那奈ちゃんも、普通に「シューイチ」などで「食いしん坊」ネタをやっていますよ。
内容に関しては「女王不在」との事で「新・女王」を決める展開だったのですけど、かつての「大食い女王」でキチンと負けて女王の座を降りたのは「ギャル曽根」が最後で、其の後の「魔女」や「アンジェラ」は云わば「強制引退」させられたと思えました。今回は、此れまで好成績だった実力者と新人で争ったのだけど、絶対王者が不在です。新人の活躍に期待しましたが、結局はベテラン勢が残ってしまいます。かつて負けた場面を見ている方々ばかりでベトナムへとなった辺りで、つまらなくなってしまいました。補欠で参加した桑野が準決勝まで残ってしまうって何だ?確かに桑野は2010年の男女混合戦で決勝まで残った実力者だけど、今回は予選敗退したのですよ。最終予選で勝った三宅社長の立場がないって事になりますが、帳尻を合わせるが如く、三宅社長は決勝まで進むわけです。色々とツッコミどころはありますが「大食い」復活は嬉しいナ。後は、いつ片瀬那奈ちゃんが参戦するか?でしょう。今回の対戦を観た感じだと「片瀬クンなら勝てる!」と思いました。
(小島藺子)