日曜日の朝は片瀬那奈ちゃんが司会を務める「シューイチ」を観るので、土曜日の夜更かしが出来なくなってしまいました。其れで深夜3時頃(つまり、もうとっくに日曜日なのだけど)に放送されている「ワールドプロレスリング」は録画して観ています。其れで、先日のドーム大会のつづきかと思ったら、ま〜た「タナVSみのる」をやってました。どうやら特番が放送されなかった地区もあった様で、レギュラー放送でも主要な試合は放送するみたいです。てか、其れは毎年の事で、1月中はずっとドームの試合で引っ張っていたんだったナァ。特番よりも長く放送されて、観たかった「岡田のヘボ挑戦」も流れたので、まぁ楽しめたけど、昨年も今年も太陽の天才児が「飛び降り体落とし」で勝っちゃうってナァ。いえ、別に必殺技なのだから「ここ一番!」で決めるのはええんだけど、最近はタナも「飛び降り体落とし」だけじゃ決まらないから「丸め込み」へ移行するとか発展形を開発していたんじゃまいか。其れなのに、何ゆえ最も強敵と当たる大一番では「飛び降り体落とし」だけで決まるのかが、納得がいかないのよさ。
話は変わりますが、日曜洋画劇場で「エイリアンVSプレデター」を放送していて、録画までしちゃったのだ。コレがですね「エイリアンVSプレデター」と「エイリアンVSプレデター2」を「編集して一挙放送!」と云う、美味しい様でトンデモな代物でした。「エイリアンVSプレデター」は何度か地上波でも放送されて、あたくしも爆笑しながら観た記憶があるのですけど、「エイリアンVSプレデター2」は、たぶん地上波初!ではないかと思います。此の手の「B級SFホラー映画」は大好きなのですけど、拡大版とは云え「CMをカットすると、109分弱」の枠で二本の映画を放送って、随分とすぎょい技でしたね。「エイリアンVSプレデター」は前述の通り前に観て居たので内容は分かったけど、初見の「エイリアンVSプレデター2」は何が何だか理解不能でしたよ。何せ、両方とも半分くらいカットしちゃってるわけじゃん。仕方ないので「Wikipedia」とか読んで「なるほど、そーゆー話だったのか」と分かりました。てか、ラスト・シーンまでカットしていたのですね。
まあ、エイリアンとプレデターが対決するって云う「お遊び」ですので、そんなに真剣に文句を云う心算もないし、面白ければええのです。でもですね「エイリアンVSプレデター2」は、酷いナァ。まずもって、何ゆえプレデターが出て来るのかが分からないのですよ。いえ、前作のラストでエイリアンに寄生されちゃったプレデターから生まれた「プレデリアン」が地球に来ちゃったから、所謂ひとつの「クリーナー・プレデター」が退治しに来たって噺だってのは分かります。でもさ、クリーナーは全然役に立ってないじゃん。最後に「プレデリアンVSクリーナー」って見せ場があるのだけど、結局米国のミサイルで両方ともやられちゃうんじゃ、クリーナーいらないじゃん。画面が暗いうえに、プレデリアンが益々プレデターと「見た目が似てる」ので、紛らわしくって分かりにくいです。
基本的に「エイリアンVS人間」と云う展開なわけだけど、だったら「プレデターの立場」って何なのよさ。そもそも、プレデターのミスでエイリアンが地球に来ちゃったのだから、当然乍らクリーナーが大活躍して除去しなきゃイカンじゃまいか。でも、最強のプレデターとも云われるクリーナーは、スットコドッコイ過ぎです。武器も持たずに地球に来て、プレデリアンにやられたプレデターの武器を装着するとか、計画性が全くありません。人間に見られたら殺しちゃって、そこで腐食液で証拠隠滅せずに皮を剥いでしまうって、何だ?其の為にエイリアンが下水道で大量発生しちゃったじゃん。挙句に、誤爆の手裏剣でお色気要員のおねえさんを殺しちゃうし、プレデリアンとのタイマンでも同士討ち止まりって、使えないナァ。ま、とか何とか云っても充分に楽しんで観ちゃったわけだが。少なくとも「タナVSみのる」よりは、面白かったです。
(小島藺子)