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2012年01月05日

「いつまで新日はドーム興行を続ける気なのか?」

童夢+2


2012年1月4日も、新日本プロレスは東京ドーム大会を敢行しました。第0試合も含めると全12試合が華々しく行われ、4万人を超える観客が熱狂したと伝えられております。毎年恒例のお祭りですので、此の日くらいはドームでプロレスって気分になる方々もおられるのでしょうけど、今どきプロレスで四万も入るわけないとも思えます。其れで、日付が変わって「1/5」の深夜「1:21〜2:31」にテレビ朝日での放送を観ております。番組が始まって、10分以上も経ってようやく、いきなりセミファイナルの「武藤ちゃん VS 内藤」が始まりましたよ。例によって、結果はとっくにネットで知っているのですけど、プロレスはプロセスも楽しめるので中継するなら観るわけだ。しかし、観客席が真っ暗だナァ。スタンド席の上の方とか黒幕で潰しているのが、丸見えじゃまいか。

あらら、22分を超える試合だったのに、煽りの方が長かったと感じられたぞ。試合は8分くらいしか映してないじゃん。続いてメインエベントですか。ま〜た「煽りVTR」だよ。てか、どーせ「タナがみのるに飛び降り体落しで勝つんだろ?」と思ったら、ホントにそーゆー結果だった試合ですよ。あたくしは、何ゆえ「太陽の天才児」ごときが歴代一位の「IWGP」防衛記録を成し遂げてしまったのか「さっぱり理解出来ない」のですけど、人材不足って事なのでしょうかしらん。みのるは頑張ってたけど、こっちとら昔の実績があるから認めているわけで、絵に描いた様に師匠の技のコピーばっかじゃどーなんでしょうね。其れは、タナにも云えるわけだが。そんでもって、時間が遡って「真壁 VS 帝王」ですか。尺の関係もあるから仕方ないのでしょうけど、どの試合もズタズタにカットされていてよく分からんのぉ。てか、2012年だって云うのに、武藤ちゃんとかみのるとか帝王とかが新日のドームで後ろの方にデカイ面して出てるって、困ったちゃんですよ。

更に「新日 VS ノア」の「接待マッチ」が二試合ですか。「今どき、対抗戦なんて、流行らなくってよっ」と片瀬那奈ちゃんが演じた西豪寺エレナ様声で云いたくなる様な「マッチメイク」です。しかし、潮崎はしょっぱいのぉ。フォローした丸藤の方が華麗に目立ってたぞ。矢野、ブック破って勝っちゃえばよかったのにナ。ま、杉浦が後藤に寝たから「星を返した」って事なのでしょうけどさ。そんでもって、後藤の袴は何とかならんのか。どーみても、闘うのに邪魔じゃん。あ〜あ、お目当てのテンコジは週末の深夜までおあずけなのね。編集されたヴァージョンだから迂闊な事は云えないのだけど、もう東京ドーム興行なんて無理してやらなくたってええんじゃまいか。去年も今年も「太陽の天才児」がメインで勝ったわけだけど、世間の認知度は低いと思いますよ。武藤ちゃんが「あんなのオレのパクリじゃん」と云ってたけど、確かに其の通りだわ。だってさ、タナなんてモノマネすらされないじゃん。「愛してま〜す!」とか「エア・ギター」とかまでパクリなんだからマネしようがないのよさ。完璧な「コピー・レスラー」じゃん。やっぱ「学生プロレス出身」だからなのかしらん。2012年の新日に期待するのは「いつ、タナの梯子を外すのか?」って事です。もう、流石にこんなブックは「ウンザリ」ですよ。


(小島藺子)


posted by 栗 at 02:49| KINASAI | 更新情報をチェックする