片瀬那奈ちゃんがスタイリスト「RINA」を演じたドラマ「美男ですね」の原作ドラマを年末年始に「チバテレビ」で放送していて、本日(1/3)が最終回だと云うので最後の二話だけ観ました。其れで、色々と疑問だった点が少し見えて来ましたよ。あたくしが観たのは、たぶん全24話に日本で再編集されたヴァージョンの23話と24話だと思うのですけど、原作ドラマ16話「そばで輝く星」を元にしたと考えられます。よーするに「いきなり最終回!」だけ観たのですが、リメイク版である日本版を観ているので大筋は理解出来ました。でも、「A.N.JELL」のメムバーは似た様な印象でしたが、他の登場人物は最初は誰が誰だか分からなかったです。其れだけ独自のアレンジを俳優陣が加えていたのでしょう。
あたくしが最も気になっていた「本物の美男の行方」は、原作を観ると簡単に分かってしまい解決しました。原作もリメイクも基本的には同じ様な展開でラストを向かえたのですけど、原作ではクライマックスである「A.N.JELL」のライヴで、ちゃんと「本物の美男」が戻っている楽屋の様子が描かれていました。確かに、マネジャーの独断でソロの仕事を入れてしまい再び「美男(ホントは美子)」が身代わりになる件もあるものの、ちゃんと本物が戻って来てたので安心しましたよ。其れから、沖縄に行く話も原作に沿った展開だったみたいなのですけど、原作では専属スタイリストの「ワン・コーディ」も同行しているじゃありませんか。そりゃそーだ「遠征先に専属スタイリストが行かないなんて変だ」との疑問も解決です。
原作だと、「美男(ホントは美子)」をもう一度身代わりにさせる為にマネジャーの「マ・フニ」が「ワン」と「沖縄で子供をつくった」とウソをつくとか、本物の美男が妹である「美男(ホントは美子)」の為に「ユ・ヘイ」と擬似交際するとかのエピソードもあったみたいでした。何だか、原作だと「マ」は「ワン」に「ホの字」みたいにも、最終回だけで伝わって来ました。原作は全16話で壱話が90分の尺だった様ですので、リメイク版の尺は半分くらいになっているわけでエピソードは随分と削られていたのでしょう。しかも、日本版では「大物ゲスト出演」とかもあったもんナァ。
そんな事よりもですね、原作だと「ワン・コーディ」が「RINA」になって、「ユ・ヘイ」が「NANA」になっていたわけですよ。やっぱり、思いっきり「狙っていた」としか思えないネーミングだったわけだ。其の点が最も「スッキリ」しました。原作を全話見ようとは思いませんが「カン・シヌ(柊)」が「俺は日本で美男(ホントは美子)にすがりついたじゃまいか!それなのにおまいは何だ!」と「ファン・テギョン(廉)」を罵倒する場面は気になりましたね。原作のシヌも「ミナム(ホントはミニョ)」に「異常なる愛情」を注いでいたのでありましょうかしらん。てか、原作の「A.N.JELL」にもベースが居ないんですね。
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「美男ですね」INDEX
(小島藺子)