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2006年09月25日

「日刊ゲンダイ」第9032号(2006年9月26日付け)

めぐみ―北朝鮮拉致ドキュメンタリーコミック (双葉文庫)


発行/株式会社日刊現代

カラー19面に、写真入りの記事が掲載されています。

「横田めぐみさんを描く日テレの特別ドラマ「再会」は波乱含み」
「2番手女優を返上するため注目作にトライする片瀬那奈の賭けは成功するか」

との見出しで、制作発表時の片瀬那奈ちゃんと福田麻由子ちゃんの2ショット全身ショットを「アバウトな切り抜き処理」でレイアウトしてあります。

内容は如何にも「ゲンダイ」さんらしいモノで、「大きなお世話だ」で片付けちゃってもええかなぁ、とも思いましたが、コノ記事で興味を持って「再会」を観て戴ける可能性もありますので、敢えて取り上げてみましたよ。

但し、ゲンダイちゃん、片瀬さんは今回がドラマ初主演ではありませんよ。「最後のデート」は兎も角として、「香港バタフライ」もネット配信映画だと逃げられても、「いい男はマーケティングで見つかる」と「ビバ!山田バーバラ」は紛れも無い主演ドラマです。公式プロフィールくらい見てから記事を書いてくださいナ。

てか、お隣の18面には「みーたんバッシング記事」まで載っていますね。ゲンダイちゃんったら、よっぽど「インセント」のコが好きなのね。


(小島藺子/姫川未亜)




以下、引用。


「注目作にトライする片瀬那奈の賭けは成功するか」 (ゲンダイネット)

 これまで2番手、3番手に甘んじてきた女優にとって勝負の秋になりそうだ。片瀬那奈(24)である。

 これから片瀬は出ずっぱりになる。映画は前編がヒットし、11月に後編が公開される「デスノート」に出演する。ドラマは10月3日放送の報道特別ドラマスペシャル「再会〜横田めぐみさんの真実〜」(日本テレビ)と連続ドラマ「鉄板少女アカネ!!」(TBS)の2本がある。この中でとくに力が入っているのが横田めぐみさんを描く「再会」である。

 このドラマでは少女期を子役の福田麻由子が演じ、成人後を片瀬が演じる。片瀬にとってこれが初主演という大役だ。

 もっとも、片瀬が注目を集めているのはそれだけが理由ではない。

「再会」は日テレ報道局の拉致取材班が渾身の取材を続けて企画されたドラマで、めぐみさんが拉致された様子や北朝鮮での生活を赤裸々に描く問題作である。当然、微妙な表現が多く含まれる。こういう場合、オファーがあっても尻込みする女優が多いわけで、それにもかかわらず片瀬が主演を引き受けたから話題なのだ。

「ドラマではめぐみさんが自殺未遂を繰り返すシーンや精神的に不安定な状態に陥ってハサミで髪を切り落とすシーンも描かれるそうです。これまでご両親の滋さんと早紀江さんが話していないことをノンフィクションとして描くので、放送前から物議を醸すことも考えられる。それでなくともこのテーマには外交問題が絡んでくるわけで“放送して大丈夫か”という声が局内にもある。それだけに、片瀬が『再会』を引き受けたことが“英断”といえるかどうかというわけです」(日テレ関係者)

 日テレは「横田夫妻のご理解を得ており、事実関係の確認等でご協力いただいております」としている。放送されて高く評価され、高視聴率になる可能性もある。結果的に片瀬がこのドラマで主演したことが吉と出るかもしれない。

 今後の片瀬の飛躍を願って成功を祈りたいが。

【2006年9月25日掲載記事】



posted by 栗 at 17:07| MAGAZINE | 更新情報をチェックする