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2011年10月26日

「カタセカイ列伝」# 053「野際陽子」

60’s TVヒッツ・コレクション


野際陽子は、1936年1月24日生まれの女優です。立教大学文学部英米文学科を卒業(ミス立教、長嶋茂雄読売ジャイアンツ終身名誉監督は同級生)後、1958年にNHKにアナウンサーとして入局(当時NHK専属女優だったトットちゃんこと黒柳徹子とは、50年来の友人)、1962年に退局後は広告代理店へ転職し「女性専科(TBS)」で生番組の司会を担当、1966年にはフランスへ留学しソルボンヌ大学で古典仏文学を学びました。1963年に女優デビューも果たし、フランスから帰国後の1968年から始まったドラマ「キイハンター」が大ヒットし、主題歌「非情のライセンス」も歌いヒットします。女優が本業となり、多くの映画、ドラマに出演しますが、1992年にドラマ「ずっとあなたが好きだった(TBS)」で「冬彦さんの母親」を演じ「姑役」として大ブレイク。以後は数多くの作品で「母親役」や「姑役」を、現代劇から時代劇まで、時にはシリアスに時にはコミカルに演じ活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、ドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第(2007年、TBS)」で「祖母と孫娘」として共演し、映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年)」でも絡みはないものの名を連ね、舞台挨拶では共に登壇しております。「地獄の沙汰もヨメ次第」は、初舞台を経験した片瀬那奈ちゃんが次に挑んだ連続ドラマで、演技に幅が感じられる佳作です。野際さんは、なな、なんと二役を演じられておりまして、事実上の「主演」でした。嫁を演じた江角マキコさんをも圧倒した其のバイタリティは、片瀬クンに大きく影響を与えたと思われます。

前述の通り、野際さんは英語やフランス語も堪能な才媛で、ミス立教からアナウンサーとなり、司会や女優へ転身され、歌手としても成功された「女性芸能人の鑑」とも云える輝かしい経歴を持っています。そんな知性溢れる彼女が、例えば「キイハンター」ではアクションやお色気シーンにも果敢に挑み、近年の「姑役」でも豪快な演技をぶちかますのですから、敵いませんね。個人的には、ドラマ「ガラスの仮面(1997年〜1998年、テレビ朝日)」で演じられた「月影千草」に注目しました。アレって「元祖・コスプレ女優」だったと思います。何気に「マンガ女優」でもあるのも好いですね。てか、添付画像は「非情のライセンス」のジャケットを元にしたコンピ盤CDなのですけど、45年近く前で此の「垢抜けた美貌とファッション・センス」は凄すぎですっ。

さて、野際さんと多くのドラマで夫婦役を演じておられるのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 06:14| KATASEKAI | 更新情報をチェックする