沢村一樹は、1967年7月10日生まれの俳優です。モデルとして活躍後、1996年に29歳で俳優デビューしました。其の後は多くのドラマや映画で脇役として活躍しますが、2000年より二時間ドラマ「浅見光彦シリーズ(TBS)」14作目から主演し、後に2009年に連続ドラマ化(沢村にとって連ドラ初主演)される程の当たり役となりました。続く連ドラ主演作「警視庁失踪人捜査課(2010年、朝日放送、テレビ朝日)」や「DOCTORS 最強の名医(2011年、テレビ朝日)」ではシリアスな役どころで決めておりますが、脇役ではコミカルな演技がお得意です。と云いますか、エロスと云えば「エロ男爵」で「セクスィー部長」なわけで、改めてご説明するもなく「下ネタ」大好きなキャラクターで多くのバラエティ番組に出演し司会も務められております。一寸、エロスの所業はあたくし如きの手に負えないので詳しくは「Wikipedia」とか検索して下さい。
片瀬那奈ちゃんとは、えっとですね、もう大変なんですよ。現在は研音の先輩後輩の仲ですが、そもそも、片瀬クンは中学時代に「当時はモデルだったエロスに憧れていた」処から始まります。初共演は月9ドラマ「できちゃった結婚(2001年、CX)」で、其の後も「地獄の沙汰もヨメ次第(2007年、TBS)」「浅見光彦〜最終章〜第一話(2009年、TBS)」「ザ・ミュージックショウ(2011年、日本テレビ)」と何度も共演されました。他にも多くのバラエティ番組でも共演し、其ればかりか片瀬クンの紀行番組の雛型を創ったとも云える「なな色のアフリカ 豪華サファリトレインで行く南アフリカ縦断旅行(2005年、RKB)」ではエロスがナレーションを担当、エロスの当たり役である「サラリーマンNEO(NHK)」の「セクスィー部長」では2007年に共演!更に、片瀬那奈ちゃんが二度目の「笑っていいとも!テレフォンショッキング」に出演(2007年1月19日)した際には、在ろう事かエロスに繋ぐと云う「トンデモな事態」に発展しました。
其の当時ですらエロスは研音の若手女優陣から「エロい!」と敬遠されていたのですが、果敢にも片瀬クンはエロスに挑み、エロスの「お前の裸は見えているっ」などのセクハラ攻撃を受け捲くり乍ら鍛えられたのでした。先の「Message 2011」では、総合司会をエロスと片瀬クンの「2トップ(女子マネちゃん命名、ちなみに女子マネちゃんはエロスと片瀬クンを続けて担当した)」が務められましたが、かつては「下ネタはヤメてけれ!」と云っていた片瀬クンが、今やノリノリでエロスよりもソッチへ噺を持ってゆく姿が観れました。嗚呼、時は流れるのだ。でも、エロスも片瀬クンも「下ネタ」がイヤらしくないのですよ。何だか「爽やか」なのだ。其れは、エロスから片瀬クンが「盗んだ技」です。片瀬クンは「華麗なる盗人(ホーガンかよっ)」なのだよ。
エロスに関して語り出すと「高田を演じた」とか「働きマン音頭」とかネタ満載で連載になってしまいますので、そろそろ次に繋ぎます。今回で「カタセカイ列伝」も御蔭様で「50回」となりましてですね、記念すべき「50回」はエロスしかいないと狙って繋いで来たのですよ「耕蔵ちゃん(的場ちゃん声で)」。さぁ〜て、「野村クン(ユタカ声で)」と「小市民ケーン(1999年、CX)」「浅見光彦〜最終章〜最終話(2009年、TBS)」「デカワンコ(2011年、日本テレビ)」などで共演されたのが、(つづく)
(小島藺子/姫川未亜)