TBS 22:00〜22:54
チャングンソク遂に登場!!
■ キャスト
瀧本美織 :桜庭美男、美子(二役)
玉森裕太 :桂木廉
藤ヶ谷太輔 :藤城柊
八乙女光 :本郷勇気
柳沢慎吾 :馬淵始
高嶋政伸 :安藤弘
萬田久子 :水沢麗子
小嶋陽菜 :NANA
片瀬 那奈 :RINA
、ほか
■ スタッフ
原作:韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」(韓国SBS)
脚本:高橋麻紀、ほか
演出:坪井敏雄、平野俊一、大澤祐樹
音楽:市川淳、michitomo
プロデュース:高橋正尚
協力プロデュース:加藤章一
制作:TBSテレビ
「何んですか、今回のサブタイトルは?」えっとですね、初回の「韓国No.1超胸キュンラブストーリーが日本上陸!!イケメンバンド新メンバーは女の子!? 恋の四角関係始まる」って二時間ドラマみたいな煽りは兎も角として、以後は「恋の初ライブ!!」「切なすぎるキス…」「告白!!届け…切ない片想い」「マジでキスした!?」「彼女は俺のモノだ」「運命のキスと奇跡の告白!!」と、物語に沿ってメインテーマを副題にして来たわけですよ。其れが、いきなりだナァで「チャングンソク遂に登場!!」ってさ。いえね、原作の主役がゲストで出るってのが「目玉」だってのは分かりますけど、だからって「グンちゃんはあくまでもゲスト」なんざんしょ?ストーリー展開、置いてけぼりじゃん。こんなドラマのサブタイトルは、初めて見ましたよ。オラ、びっくらこいただ。
「舞台化」も決定!と話題満載の「美男ですね」の、あしたはどっちだ?てなわけで始まりました「第8話」は、冒頭が前回の続きで片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」も登場!馬渕マネに「お前のせいだ」と責められて素直に謝るのですが、なな、なんと、日本語ならば「裸締め」で英語ならば「スリーパーフォールド」を馬渕に決めてしまったぞっ。う〜む、矢張り云わせて下さい。
「片瀬クン、プロレスラーになってはくれないか」
ま、見せ場が在ったので、もう那奈ちゃんの出番は無いと思えました。そして、サブタイトルで謳っただけに「グンちゃん」が序盤で結構たっぷりと出演しました。此れまでの顔見せゲストだった「くーちゃん」や「香取くん」に比べれば、しっかりと芝居もして流石で御座いました。でも、やっぱ、本筋とは関係ないわけですよ。其の後ストーリーは戻って、相変わらず「柊」の悲惨な展開へと向かいます。期待通りに「可哀想で見てらんない!」って見事な「当て馬」に徹する「柊」でしたが、遂に、やっと、「美男(ホントは美子)」に真正面から告白したっ。揺れる「美男(ホントは美子)」の心、と上げてズガン!と落とす。おいおい、またしても、嗚呼!「柊」は置き去りだっ。毎回、彼は叫ぶ。
「オレは、忘れられたのかっ」
今回の「置き去り」は、此れまでの経緯を「美男(ホントは美子)」が認識した上でやらかしたのですから「メガトン級」です。「柊」の想いを阻止する為に「廉」がやったのは「空に飛行機で星を描く」って大技でした。えっと、返し技としては「金持ってんナァ」と云うよりも、
「おまいは、小野洋子かよっ」
と、輪島のゴールデン・アームボンバーを放ちたくなる程ですよ。もう、此のドラマは完全無欠にぶっ壊れました。女の子を取り合って此処までやらかすって、常軌を逸して居ます。
てなわけで、予想通り片瀬那奈ちゃんの出番は最初だけだったわけで、そーなると注目すべきなのは「柊の道」なのです。告白したのに粉砕された「柊」の、あしたはどっちだ?ま、片瀬那奈ちゃんを記録する此処的には、もーどーだっていいです。
(小島藺子/姫川未亜)
「美男ですね」TBS公式サイト