TBS 15:55〜16:53
彼女は俺のモノだ
片瀬那奈 as RINA
本来なら「大岡越前」が放送されているはずの「TBS夕方の時代劇再放送枠」に、うっかり「美男ですね」が乱入しました。水曜日から一挙に此れまでの六話を再放送する為に、此処までやらかしたわけだ。マッチョ・ドラゴンもグレート・サスケもガックリで、西村がニヤニヤしているかもしれません。ちなみに、あたくしはかつて「無我無我しい男」と云う造語を作り多用していたので、竹脇無我さんの御冥福をお祈り致します。
さて此の「美男ですね」と云う名のドラマは本放送の完全版を保存した後に、御馴染みの「片瀬那奈ちゃんヴァージョン」に編集しているのですが、那奈ちゃんの出番だけではなくオープニングのキャストやスタッフが流れる部分とタイトル部分も残しているのです。他のドラマも大抵そうして短縮版にするわけですけど、そーしとかないと「何てドラマの第何話なのか分かりませんよ」って老後に思うと考えての事です。あたくしの老後は毎日延々と片瀬那奈ちゃんのDVDとか切り抜きとかを眺めていると思われますのでね。ん?「今もそうしてるじゃないか」って?其れで「那奈ちゃん版」を多く視聴するわけですが、那奈ちゃんの出番が「毎回たったの数分」にも関わらずストーリー展開が分かってしまいます。其れはオープニングが「前回のあらすじ」になっているからなのでしょうけど、正直、あたくしは其れで充分です。
さてさて、第6話再放送での片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」の登場場面ですけど、此れはもう観る前から「カットは在り得ない」と確信しておりました。と申しますのは、此の回でも片瀬クンは例によって「たったの二場面に登場したのみ」だったのです。最初は「トリプル・シンゴ」の見せ場から「美男(ホントは美子)」と絡む流れでありまして、ゲスト絡みだし斬れません。次はクライマックスでの登場で「斬れるもんなら、斬ってみろっ」と啖呵を切れるほどに、「てっぱん」で「鉄板少女のエレナ様」だったのだ。でもですね、再放送で斬られてしまう程に「本筋と関係ないトコで暴れる片瀬クン」がダンダンダンと本放送時点から減少しているのも厳然たる事実なのだ。「馬渕との絡みは結構、撮った」との発言も在っただけに、やけに大人しくなった「RINA」が気がかりです。
本放送:2011年8月19日
(小島藺子/姫川未亜)
「美男ですね」TBS公式サイト