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2011年07月22日

「美男ですね」第2話

U.S.A.ライヴ!


TBS 22:30〜23:24(「オールスター戦」延長の為、30分繰り下げ)

恋の初ライブ!!

■ キャスト

 瀧本美織 :桜庭美男、美子(二役)
 柳沢慎吾 :馬淵始
 高嶋政伸 :安藤弘
 片瀬 那奈:RINA
 、ほか

■ スタッフ
 原作:韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」(韓国SBS)
 脚本:高橋麻紀、ほか
 演出:坪井敏雄、平野俊一、大澤祐樹
 音楽:市川淳、michitomo
 プロデュース:高橋正尚
 協力プロデュース:加藤章一
 制作:TBSテレビ



先週の初回はバッティング、本日の第2話は野球延長で30分繰り下げ放送と、何やら逆風が吹いている感じの「美男ですね」です。今回は前回のラスト・シーンから始まり、クレジットがオープニングで流れる演出でした。女だってバレちゃった上に、此の「プロゴルファー花」最終話を彷彿とさせる展開に「すわっ、二話で打ち切りかっ」と錯覚してしまいます。兎も角、放送時間が流動的だと「数字」に響きそうで不安ですね。矢張り、「てっぱん」&「エレナ様」だから「鉄板少女アカネ !!」に憑依されているのかしらん。

さて、片瀬クン演じる「RINA」ですが、正に伝家の宝刀を抜かれた。「プロゴルファー花」での「高瀬リコちゃん」以来の「十八番芸」炸裂です。馬渕に「掌底」連打から「裸締め」と流れる様に繰り出す「プロレス技」には、「もしやリコちゃんがゴルフを辞めてスタイリストに転身したのがRINAかっ」と胸が熱くなりました。2006年の「西豪寺エレナ様」から始まったとされる此の路線は、片瀬那奈ちゃんの真骨頂と云えます。然し乍ら、片瀬クンは年に一役くらいでしか此の必殺技を魅せません。ここぞと云う時にだけ牙を剝かれるのだ。其れは、真なるメインエベンターの在るべき姿です。

更に云えば、此のドラマでの「RINA」は主要キャラではあるものの「あくまでも脇役」です。「エレナ様」や「リコちゃん」の様な「主役に相対するライバル」ではありません。其のポジションで此のぶっ壊れ度の高さは尋常ではない。もしや、あの伝説の「美月うらら姫」の奇跡を再現なさろうと云う企みなのか。いや、過去を踏み越えてこられた片瀬クンが狙うのは「サイド・ストーリーでやりたい放題!」と云う離れ業かもしれません。

そんでもって「A.N.JELL」ってベースがいないんですね。韓国版だとちゃんといた様な気がするのだけど、普通は3ピースなら「ギター、ベース、ドラム」でしょ。そんでもって演奏ではベースの音も鳴っているのだ。サポート・メムバーはステージにいないから、裏で弾いてるかテープを被せているのかしらん。てか、今回の片瀬クンの出番って「馬渕に技かけた」トコだけかいナ。


(小島藺子/姫川未亜)



「美男ですね」TBS公式サイト

posted by 栗 at 22:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする