日本テレビ 8:00〜9:55
【MC】中山秀征、片瀬那奈
【コメンテーター】中丸雄一(KAT-TUN)、手嶋龍一、名越康文
【プレゼンター】笛吹雅子(日本テレビ報道局)、辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)
【シューイチガールズ】木村好珠、杉ありさ、中村アン、中村果生莉、ヒガリノ、三宅ひとみ、谷中麻里衣
ひさしぶりにオープニングから始まった今回の「シューイチ」での片瀬那奈ちゃんは「みなさんの味方」と肩書きもマイナー・チェンジしましたが、ミニワンピース(渋めの青緑系)に生脚全開!のスタイリングはキープしております。
ニュースでは今回も「牛肉汚染拡大」などには物申したげな「チョット怒りんぼ」な表情を決め捲くりつつ、「なでしこジャパン」には一転して笑顔満開と絶妙の「顔芸」を披露します。此の「シューイチ」と云う名の番組は「カウントダウン形式でニュースや情報を伝える」との事ですが、「VTRを片瀬クンたちが観て居る」と云う場面が大半を占めています。
TVの中で「対象(VTR)」へ向かう「視聴者(片瀬クンたち)」が居て、さらに其れをあたくしたち「TV桟敷の視聴者」が観て居るわけです。ゆえに、此れは「対象」を伝える番組と云うよりも、「対象」と「視聴者」の間に存在する「TVの中の視聴者(片瀬クンたち)」を見せる構図になっているのです。
ニュースや情報を素直に伝えるのであれば、頻繁に映りこむ「小窓ちゃん」は邪魔でしかありません。伝えたいのは大きな画面に映る「対象」である事には間違いないのですが、「此の対象をこんな感じで受け取って欲しい」との意図があります。其れを誘導する為に「片瀬クンたち」は「小窓ちゃん」で一喜一憂し、VTR後に一席ぶったりするのでしょう。
一見、TVの中での「視聴者(片瀬クンたち)」と我々一般の視聴者は「同じ対象をリアルタイムで見ている」との「同等な立場」に置かれている様に感じられますが、其れは違います。更に云えば、公開番組などの観客とも「片瀬クンたち」は意味が大きく異なります。簡潔に云えば、片瀬クンたちは「百戦錬磨のサクラ」です。何にしろ、此処であたくしが観ているのは「対象」ではなく「其れを観ている片瀬クン」です。
どのコーナーでも冴え渡る片瀬クンのリアクション芸が楽しめますが、毎回最も前に出てらっしゃるのが「ぐるXとら」でしょう。よーするに「食い道楽紀行」なわけですが、片瀬クンは「あたしが行きたい!そして喰いたい!!」との欲望を隠しません。食事場面での「小窓ちゃん・片瀬クン」の目線がいつもよりも下です。片瀬クンは、食い物しか見てませんっ。「金目鯛」が映し出されると、最早「職務を忘れて」身悶えされております。スタジオでの試食では、カメラを見てないし、口にほうばってコメントすら出せないのだ。次のお天気コーナーでも片瀬クンはまだ食っています。いやぁ、期待を裏切りませんナァ。
そして、「小窓ちゃん」でVTRを観ている時って他の人の声はほとんど聞こえないのですが、片瀬クンの笑い声や合いの手などはよく聞こえます。今回は「金目鯛」の料理を観ていて、
「ちょっと、今回、贅沢なんじゃないのっ」
とマジでツッコミを入れていたのには笑いました。
(小島藺子/姫川未亜)
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「シューイチ」日本テレビ公式サイト