TBS 19:00〜22:24
MC:今田耕司、雨上がり決死隊
スタジオゲスト:片瀬那奈、勝俣州和、武田修宏、東尾理子、松井大輔
スペシャルゲスト:観月ありさ 進行:出水麻衣(TBSアナウンサー)
炎の体育会TV2011夏〜最強芸人軍団55人VS美女アスリート22人〜ガチ勝負3時間半SP(1)今田耕司45歳衝撃の初ダウン!韓国25歳の美女格闘家と殴り合い(2)女子バレー日本代表木村沙織のスパイクに顔面強打逃げない芸人(3)宮迫が涙…サッカーVSなでしこJAPAN(4)板尾創路2度の落馬競馬デビューで大事故(5)猫ひろしVS日本最速美女1500メートルで写真判定(6)韓国賞金女王ゴルフ界のキムヨナVS蛍原軍(7)レスリング山本聖子戦で失神!
(6月12日収録)
お昼の「日本再発見!オトナの旅人!」が特大級の内容だったので「お腹一杯気分」ではありますが、そんないたいけな那奈ヲタに牙を剝くのが片瀬那奈ちゃんです。「朝昼晩」と三段跳びの如く続いた本日の「片瀬那奈ちゃんサンデー」は、実は未だ中間地点だったのです。此れからの三時間半に渡り「炎の体育会」が展開されます。片瀬クンは「傍観者」で「小窓ちゃん」の役割かもしれませんが、矢張り何かをやらかしそうで油断出来ないのです。
番組は、今年(2011年)1月に放送され昨日(7/2)再放送された「美女アスリート総出演 炎の体育会TV〜2011」の第二弾です。前回同様、芸人チームが美女アスリート達にガチンコで挑む企画で、片瀬那奈ちゃんはスタジオで戦況を見守り一喜一憂しつつ、勝敗予想もする役どころです。前回が二時間の尺で六戦だったのに対し、好評だったのか今回は三時間半で十戦と倍近いヴォリュームになりました。
常識的に考えて「美女アスリートが勝って当たり前(桜井康雄声で)」なわけですが、其処は「勝負論」が成り立つ様にハンデがあります。正に体を張った真剣勝負に近い演出は、なかなか上手いし普通に面白いですね。ほとんどは事前に野外で録画されたVTRをスタジオで見ている進行ながら、格闘技系はスタジオで収録されており、自ずと観戦する片瀬クンも力が入ります。
あたくし的にも、無論「格闘技」での対戦を最も注目してTV桟敷で観戦しました。前回のリベンジとのテーマもあり、実際に目前で展開される予測不能な展開に「う〜ん、ワクワクするね」とばかりに片瀬クンも熱狂しております。いくらバラエティとは云え、現役のアスリートが素人に敗れるのは「在ってはならない事」です。特に格闘技は、ほぼ「言い訳が出来ない」ハンデしかないわけですから「負けたら明日から街を歩けない!(辻声で)」状況に追いやられてもおかしくないっ。
かつて総合格闘技がプロレスを侵略しようとした時期に、在ろう事か「コブラ」じゃないや「ジョージ高野」が自ら主催した大会で素人に惨敗する大失態を犯しました。そんな「プロレス者が肩身の狭い世界」を救ったのがサクです。そんなサクも、今では此の番組の解説者に納まっている現実に「時の流れの残酷さ」を感じたりもします。
それぞれ見どころがある九戦を終えて、メインエベントは「シュートボクシング」であります。スタジオで収録された格闘技は、「総合」も「レスリング」も此処まで「芸人チームの惨敗」が続きました。マジでタイマン勝負をしたサバンナ・八木も、普通にガチだったくまだまさしも立派でした。そこで、前回のリベンジに燃える今田耕司さんが司会からアスリートへと変貌し挑みます。解説に「魔裟斗」を迎え、尺もたっぷり取って番組的にも大いにチカラ入れ捲くりなのだ。
結果は「引き分け」で、やはり「K-1」出場経験もあるオードリー春日とメイン司会者とメインエベンターを兼ねた今田さんの「マジ・モード」で真っ向勝負に出た「1&3ラウンド」は好かったです。イム・スジョンちゃんが「お上手」ってのもあるわけだが。でもね、ハッキリ云って「2ラウンド」は要らなかったナ。なんじゃ、ありゃ?折角の「ガチ勝負」に思いっきり水を差し捲くっておられたっ。最後は片瀬那奈ちゃんも立ち上がり、リングにも入っての大団円。総じて面白かったけど、やっぱ三時間半は些か「長げぇ」っす。編集も大変だしさ。
(小島藺子/姫川未亜)
「美女アスリート総出演 炎の体育会TV2011」TBS番組案内