フジテレビ 15:57〜16:53
「最後に笑う女」
「リコベン2」の六度目の地上波放送で五度目の再放送も、ついに最終回であります。其れでですね、いつも通り「片瀬那奈ちゃんDVD化計画」の任務に就いて、今回の「リコベン2-再々再々再放送」も「完全版(CMのみカット)」と「亜紀ちゃん版(片瀬那奈ちゃん出演場面のみで編集)」って作業をやらかしたわけです。
其れで「亜紀ちゃんヴァージョン」を観たら、どーも腑に落ちないって事になったわけです。其れは単純明快に申しますと「那奈ちゃん、もっと出てたよね?」って事なのだ。ゆえに、本放送時の「亜紀ちゃんヴァージョン」を検証しました。すいません、全編を再検証する時間は無いのです。でもですね、未亜たんが編集している「那奈ちゃんヴァージョンDVD」に落度は無いと思います。
検証すると、矢張り抜けている場面が多々あったのだ。えっとですね、あたくしが再々再々再放送とはいえ「片瀬那奈ちゃんの出番を見逃すわけが無い!」のです。よーするに、再放送ではチャッカリうっかりと「各回で五分近くカットされている」って事なのですよ。
「だったら、DVD箱を観ればいいじゃん」とはならないのが、ドラマです。本放送時とDVD化された作品は差異があるのですよ。BGMとしてTVでは流せた音源が商品化によって著作権問題などで差し替えられるなんて「コア」で「マニアック」な違いだけではありません。近年は「DVD化の際にディレクターズ・カット版へ変更される」のが普通になりました。其れは「TV版とは違っていて商品として魅力的」とも云えますが、確かに「TV版とは違ってしまう」事にもなります。
例えば、昨年の「プロ花」や「ウシジマ」の様に「ディレクターズ・カットではTV未放送部分も収録」ならば喜ばしいのですが、「小早川伸木の恋」の如く「TV版ではあった場面をカットしてしまう」なんて事も起きるのです。そう云えば、あまみんが此の「リコベン2」の後に主演された「トップキャスター」のDVD箱に到っては「一話を丸ごとカット!」なんてトンデモな出来事もありました。全てCX系の作品での愚挙ですので、信頼おけないのです。
わざわざ高価なDVD箱を購入するのは、当然乍ら本放送も全て録画している最も作品への愛着が強い方々です。ゆえに、特典映像やディレクターズ・カットなどDVDでしか観れないコンテンツには気を配って頂きたいと思います。
さて、「リコベン2」の最終回です。「逆セクハラ」の案件で会社の命令で杉本彩さん演じる女性上司に逆セクハラを受けたと虚偽の証言を強要され、最後には改心する角田クンが前回からゲストで出ています。演じるのは鳥羽潤クン、そうです、其の通りです。彼は、片瀬那奈ちゃんとアノ「FLY 航空学園グラフィティ(2001年)」でも共演しています。
初回ゲストが内山理名ちゃん、主題歌は星村麻衣ちゃん、そして過去と未来の「カタセカイ住人」がドドンガドン!とゲスト出演された「リコベン2」は、矢張り名作です。此の作品を観ると、他の片瀬クン出演作も観たくなってしまいます。さぁ〜て、CXさん、次の再放送は何ですか?
本放送:2005年6月28日
参考記事:「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」INDEX
(小島藺子/姫川未亜)