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2011年05月21日

「マジか!?のHOW TO バラエティ 関∞ピース」再放送

平和の祈りを込めて〜ライヴ・イン・トロント1969〜


TBS 15:30〜16:54


今年(2011年)のお正月深夜に放送された「如何にも新春らしいグダグダなバラエティ番組」が再放送されました。片瀬那奈ちゃんはパネラーとして参加しておりましてですね、まぁ、ほとんどが「小窓ちゃん」です。

片瀬クンがこうして「小窓ちゃん」要員として多用されるのは、「小窓ちゃんでも分かり易い顔芸」に定評が在るからでしょう。思えば、片瀬クンの「小窓リアクション」には長い歴史があります。女優として多くのドラマ、映画、舞台で鍛え、更に歌手時代のステージでも磨き上げ、そもそもデビューはモデルさんでしたので、其の変幻自在な「マンガ顔」は今や「燻し銀の如し!木戸か?キドなのかっ!ポーカー・フェイスの木戸修がいつもの顔じゃない!!」とまで云えるでしょう。

こうした「ワイプ画面」で使われる番組は、簡単に申しますと「片瀬クンは、VTRを、只見てるだけ!(村西カントク声で)」な役割です。どの瞬間が抜かれるのか分かりません。ゆえに、常に真剣な眼差しを向ける片瀬クンが居ます。当たり「前田の引退試合に駆けつけた天龍のライバルだったサベージのご冥福をお祈り致します」が、其の緊張感を保ちつつも過剰とも思えるリアクションを要所で怠らない片瀬クンの「プロ魂」には、毎度まいど常に感服しております。

然し乍ら、本放送時にも酷評した通り、番組自体は「面白くも何とも無い」としか思えません。いえ、此の番組に限らず、あたくしは所謂ひとつの「バラエティ番組」のほとんどが「つまらない」のです。片瀬クンは「バラエティでもイケマスよ!」とばかりに数多くの挑戦を続け、確かに「片瀬クンの奮闘ぶりは愉快」です。でもですね、其れは「片瀬那奈ちゃんが、おもしろいおねえさんなのだ」と伝えるだけなのです。

TBSさんにお願いしたいのは「こんな下らない番組をリピートするよりも、ドラマの再放送を!」なのですよ。「プリティガール(2002年)」「こちら本池上署2(2003年)」「鉄板少女アカネ!!(2006年)」「地獄の沙汰もヨメ次第(2007年)」「ミラクルボイス(2008年)」「ブラッディ・マンデイ2008年)」「こち亀(2009年)」「浅見光彦〜最終章〜(2009年)」「ハンマーセッション!(2010年)」「闇金ウシジマくん(2010年)」と、過去コンテンツは数多く在り、其の全てが「怪優・片瀬那奈」の重要作品なのです。

「プリティガール」は時代的にヴィデオ化のみで在りまして、第一期女優時代最後の作品なのです。「こちら本池上署2」は歌手時代に唯一「女優」として出演された作品で、主題歌も担当しましたが、映像作品化されていません。「鉄板少女アカネ!!」はDVD化されてはいますが、云わずと知れた「怪優・片瀬那奈」開眼!の大傑作です。其の路線での主演作である「ミラクルボイス」は映像作品として遺されていません。其の他の作品は全てDVD化されてはいますが、どーして「韓流」や「水戸黄門」ばっか流すのですか。

アノですね、来るべき夏に同クール二本でレギュラー出演される「荒川アンダー ザ ブリッジ」と「美男ですね」は、どちらも「TBS系」ではありませんかっ。煽れ、煽るのだ。てか、伝説の舞台「フラガール」もTBS制作じゃまいかっ。当然、映像を持ってるに決まっているのですから、公開しなさい!今こそ被災地の方々の為にも「まどか先生」を蘇らせるべきです。もう、此れは命令です。全部まるっと蔵出ししなさい。片瀬那奈ちゃんが演じた作品は「文化遺産」なのだ。

其れを隠蔽するのは「大罪」です。(キッパリ)


本放送:2011年1月3日


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 16:57| TV | 更新情報をチェックする