1999年7月12日:「天国のKiss」放送開始
2007年5月30日:「終わる世界」
2010年5月4日:「怪優・片瀬那奈・進化論」act 003「柏木礼奈」
2010年6月18日:「カタセカイ列伝」# 004「藤原竜也」
2010年9月20日:「片瀬那奈ちゃん名セリフ集」#021
2011年9月13日:「カタセカイ列伝」# 048「戸田恵子」
2011年10月25日:「カタセカイ列伝」# 052「有坂来瞳」
「天国のKiss」は、片瀬那奈ちゃんが初めてレギュラー出演した連続ドラマです。時は「1999年の夏」で、那奈ちゃんは「17才」でした。女優デビューを飾った此の年に出演された四作は個人的には全て「大好き!」なのですが、どれかひとつをと問われれば「天国のKiss」となります。連ドラ初出演との大きなプレッシャーに臆することなく、見事な「敵役」を演じ切った姿は十余年も経た現在でも素晴らしいとしか云えません。
再三申し上げて来たのですけど、此の作品で演じた「柏木礼奈」には其の後の「怪優・片瀬那奈」のエッセンスが面白いほどに詰め込まれています。最大の見せ場は、矢張り、いきなりだナァの「土下座」でしょう。ハッキリ云って、片瀬クンの土下座シーンを観るだけでも充分に満足出来ると思います。
土下座した後には死んでしまう(後に蘇生)と云う余りにも潔い「敵役」には、何度観ても惚れ惚れしますね。女優デビューしたばかりの時に、一体何をやらかすのよさ?と我が目を疑うぶっ壊れ振りには「おいおい、何なんだこいつ」と注目せずにはおれなくなったのでした。此れは、名演です。あっ。画像は「やっぱり壱回はボケてみたかった」シリーズです。
(小島藺子/姫川未亜)