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2011年04月26日

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 061「レイカ」

ボーン・ディス・ウェイ (スペシャル・エディション(2CD))


 出演作:『ザ・ミュージックショウ』(日本テレビ)

 放送日:2011年1月2日(日曜日 23:30〜24:26) 視聴率 5.1%


「怪優・片瀬那奈・進化論」も、ようやく記憶に新しい「2011年」に辿り着きました。「レイカ」姐さんは、肩書きが「元・歌手」でして、其れは現実世界の片瀬那奈ちゃんを露骨に思い起こさせます。人物設定も「素の片瀬クンに近い」と思われる所謂ひとつの「エレナ様〜うらら姫〜リコちゃん」路線で弾け捲くるのでした。制作は「ザ・クイズショウ」と同じ布陣で、丸っきり酷似した展開ではありますが、其の面子ってのはつまり「プロゴルファー花」ともおんなじって事なのですよ。ゆえに、絵に描いた様に「ザ・クイズショウ」+「プロゴルファー花」って作品になりましてですね、其処に片瀬クンが登場したなら、そりゃもう本物ですから盛り上がります。主演はエロスなのですけど、そちらは「シリアス路線」でありますので、余計に片瀬クンの怪演が目立ちます。

此の路線での片瀬クンは、正に磐石で文句の付け様が在りません。しかも「エレナ様〜うらら姫〜リコちゃん」と来て「姫様」や「レイカ姐さん」と進むごとに、明らかにパワーアップしています。箍の外れ方が尋常ではありません。どこまで天井知らずなのでしょうかしらん。但し、かつて「西豪寺エレナ様」で覚醒し完璧な「ドラマ荒らし」を成し遂げた時から、片瀬クンは「此の路線は暫く封印します」と言い放ち、実際に其の後も年に1作位でしか披露しません。其の強い志を、あたくしは全面的に肯定させて頂きます。それでこそ、片瀬那奈ちゃんなのだ。

劇中で「レイカの非公認ベスト盤CM」がチラリと流れる場面があって、其処では「レディ・ガガ」を過剰に意識した片瀬クンの姿が観れます。でも、其れは番組内TVモニターに映るだけなのです。余りにも勿体無い使われ方ですけど、そーゆー細かい芸も好いわけですよ。ほら、アノ「闇金ウシジマくん」でも、しっかりとAVのジャケットを作り込んでいたじゃまいか。

では、皆さん、ご唱和下さい。

「レイカさ〜ん!」

「五月蝿い!!」(レイカ姐さん声で)


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(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| ERENA | 更新情報をチェックする