今年も早いもので、もう三月です。片瀬那奈ちゃんはガツンガツンと大活躍されておりますが、些か不安になって参りましたよ。
単発での「ザ・ミュージックショウ」や「恋する日本語」は、出演場面も多く本領を発揮されておりました。映画「ジーン・ワルツ」は端役でしたが、舞台挨拶での弾けっぷりが素晴らしかった。でもですね、矢張り、一般的には連続ドラマでの片瀬那奈ちゃんが最も認識されるわけですよ。
果たして、今年の連ドラは、今のところ「黒田」と「桜からの手紙」です。どちらも現在放映中ですので、最終的な評価は下せませんが、ファンとしては「納得がいかない!」って忸怩たる思いで観ております。片瀬クンの芝居がダメなのではないからこそ、モヤモヤしちゃうのですよ。
おそらく、次は「此れぞ、片瀬那奈ちゃんだっ!」と有無を云わせぬ作品に登板し新たなる怪演をやらかすに決まっているのでしょう。そうじゃないと、困るナァ。「黒田」で「久しぶりにマジメな役」を演じて、最新作が「イケテル板野」って、ネタとしては面白いけどさ、次はどーなってのよさ?そろそろ明かしても好いんじゃまいか。あたくしは、何も云わないだ。
(小島藺子)