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2010年10月29日

FAB4-100:WAIT

Rubber Folk The Capitol Albums Vol.2 (Long)


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:フィル・マクドナルド(6/17)、ケン・スコット(11/3)、ジェリー・ボイズ(11/9)
 録音:1965年6月17日(take 4)、11月11日(SI onto take 4)
 MONO MIX:1965年11月15日
 STEREO MIX:1965年11月15日

 1965年12月3日 アルバム発売 (「RUBBER SOUL」 B-5)
 パーロフォン PMC 1267(モノ)、PCS 3075(ステレオ)


レノン・マッカートニーの合作。本当に時間が無かった。契約上、どうしても1965年のクリスマス・シーズンに合わせてアルバムを出さなければならず、実質的な録音はたったの一ヶ月!しかもビートルズは過酷なツアーも行っていた合間に録音していたアルバム「RUBBER SOUL」セッションの最終日に、ポールは「YOU WON'T SEE ME」を、ジョンは「GIRL」を、何とか捏ち上げたのですが、未だ足りなかったのです。普通なら、シングルにする「DAY TRIPPER / WE CAN WORK IT OUT」を入れてしまえば済む話なのだけど、ビートルズは「アルバムとシングルは別だ!」との頑固な姿勢を貫きたかった。其処で、前作「HELP !」のセッションでボツにした録音を引っぱり出しまして、オーバー・ダビングをして急場を凌いだのでした。

たったの半年ですけど、明らかに「HELP !」と「RUBBER SOUL」は別の世界観を持った作品になっています。ゆえに、此の「HELP !」セッションで録音された楽曲は居心地が悪いのですけど、やはり何気に好い曲なんですよ。アルバムだと次作になる「REVOLVER」からは、明らかに「レノマカ崩壊」が感じられます。其の流れは「HELP !」で既に示されてもいました。ところが、「RUBBER SOUL」では「此れぞ、レノマカ!」と云える先祖帰り現象が起きています。ビートルズのアルバムで、此れ程までに「ジョンとポールの合作と二重唱」が聴けるのは「RUBBER SOUL」だけです。1965年に、遂に覚醒した相棒ポールと、ジョンは思う存分にタッグワークを楽しんだのでしょう。そして、実際に多くの名曲を書けたのです。翌1966年からは「ポール主導」と語られがちなのですけど、其れは違う。ジョン・レノンは明らかに「曲作り」の手法を変えました。其れがまた、面白いんですよ。


(小島藺子)



さて、本日(10/29)は、デニー・レインとピーター・グリーンのお誕生日です。つーか、デニーってピーター・グリーンよりも年上なのかよっ。後、ホリエモン(「闇金ウシジマくん」絡みで、何故かカタセカイに参入して参りました)もお誕生日ですね。皆さん、御目出度う御座居ます。てか、皆さん、壮絶な人生を歩んでらっしゃる。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする