NHK教育 23:10〜23:30
ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」(#02、10/6放送)
チャールズ・ディケンズ「オリヴァー・トゥイスト」(#03、10/13放送)
えっとですね、内山理名ちゃんと英文学で英語を学ぶ新番組なのですけど、御存知の通り早くも第二回目で恐るべき「片瀬那奈ちゃん砲=グータンヌーボSP」をモロに浴びまして、本放送を観れなくされてしまったのでした。親友・理名ちゃんの新レギュラー番組でも、容赦なく潰しに掛かる「肉食系!片瀬那奈サマ」の本領発揮でしたね。
てなわけで、今回は再放送で観れた第二回と今宵の第三回を、まとめてご紹介しましょう。そー云えば、此の番組の第二回再放送は因縁の「10/9」でして、其の日には前述の通り「メレンゲの気持ち」にも理名ちゃんが出演され、更に夕方からは「大仏開眼」の再放送もあったんですよね。ちょっとした「TV理名ちゃん祭り」だったのよさ。「大仏開眼」の「片瀬クンに潰された」後編は、翌10/10に再放送されてようやく観れたのですけど、まぁ語りも理名ちゃんだから声はそれなりに聴けたけど、肝心の御姿は後編ではほとんど出番がなくって、思いっきりスカされました。
第二回の「不思議の国のアリス」は、たぶん、あたくしが中学生の時に生まれて初めて原書のペーパーバックを買って読んだ英国の小説です。挿絵が好きで、よく模写したものです。買ったキッカケは、当然乍らジョン・レノンの影響でした。初回の「嵐が丘」も、大学の講義で読まされても嬉しかったのは、ケイト・ブッシュが曲にしているからでした。
其れで、今宵はディケンズなのです。ま、英文科に行って、シェークスピアとディケンズを読んだ事が無いって片はいない罠。あたくしは、何故か専攻を「米文学」にしてしまったのですけど、英文学でも此の辺は流石に全部読まされましたね。だから、どーした?って話なんですけど、若い頃に読んだ英文ってのは四半世紀経っても忘れないもんなんだナァ、と個人的に驚いています。自分の英語は学校で習ったモンじゃない、と思ってましたけど、やっぱ、ちゃんと先生から習って置くのも大事なんですね。
其れにしても、同じ語学番組なのに、片瀬クンと理名ちゃんでは立ち位置が全然違いますね。一般的に考えて、内山理名ちゃんの方が正解だし、安心して観ていられます。でもね、あたくしは片瀬那奈ちゃんの「危うさ」が好きなんです。「何故、理名ちゃんではなく片瀬クンでなければならなかったのか?」って答えは簡単なんですよ。理名ちゃんの部屋はお洒落で女のコらしくって素敵でした。でも、あたくしは片瀬クンの「ヲタク部屋」の方が好きなんです。理名ちゃんは想像通りに素敵なんだけど、片瀬クンはいつもいつだって想像を超えるんですよ。其れがズッコケ丸出しでも、考えられない事を魅せてくれるんです。
(小島藺子)
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