「来ちゃった。(久松に自らキスして)だってずっと好きだったんだもん。迷惑、、、ですか?」
(「氷の世界」1999年)
本日(10/7)は、氷室京介さん(「氷の世界」の主題歌を担当)のお誕生日です。御目出度う御座居ます。そー云えば、ヒムロックも、あたくしと同い年ですね。其れで、今回はまた「氷の世界」からの名セリフを選んでみました。今月の20日にDVD箱が出ますので、タイムリーでしょうかしらん。こうして「名セリフ集」ってのをやっているのは、此れをキッカケにして是非とも片瀬那奈ちゃんが出演した作品を観直して頂きたいからです。
「氷の世界」は、片瀬那奈ちゃんにとって、初めての「月9ドラマ」で、レギュラー出演です。当時、未だ片瀬クンは10代の新人で、並みいる豪華キャストに囲まれての撮影となりました。前作の初連続ドラマ「天国のKiss」では、車に轢かれて絶命したものの奇跡的に助かる役柄でしたが、此の作品では本当に死んでしまいます。真犯人に刺殺され、火葬され、海に散骨されてしまいます。
前作と違って、完璧な「死体姿」も晒しております。何度でも云いますけど、此の物語で最も許されないのが「迫田七海ちゃん殺害」です。真犯人に云わせれば「勘の好いコだった。私を街で見掛けたりしなけければ、死なずに済んだのよ」って理由で殺されてしまったのです。まぁ、物語的には七海ちゃんが殺害された事から事件が解決に向かうんですけど、無惨だナァ。
そんな七海ちゃんは、とっても積極的な女のコで、アニキを追って東京に出てくるばかりか、以前に殺害された久松先輩を追ってスペインへ行っていたのでした。卒業旅行でヨーロッパへ友達と向かい、単独行動でスペインへゆくって性格は、片瀬クンの素にも近い感じがします。
(小島藺子)