「わかった。あたしはやるよ!やらなくていい理由だけ探せばいっぱいあるけど、角田さんの言う通りだと思う。動かなきゃ、何も始まらないよね」
(「絶対泣かないと決めた日 SPECIAL」2010年)
本日(9/30)は、コジマユこと小島麻由美さんのお誕生日です。御目出度う御座居ます。あたくしの源氏名である「小島藺子」の「小島」は、コジマユから頂いたのです。片瀬那奈ちゃんのファンだから、片瀬クンからと思ってらっしゃる片も多いでしょうけど、其れは単なる「偶然の一致」です。
其れでですね、今回は駄作の呼び声も高いドラマ「泣かないと決めた日」をも上回る最悪ドラマとなったスペシャル版の「絶対泣かないと決めた日 SPECIAL」からのセリフを選んでみました。と云うのはですね、あたくしが「杏ちゃん」を「へび娘」って呼んでいるのが、コジマユの名曲「へび娘」からのショートケーキだからです。(ちなみに「ショートケーキ」とは「パクリ」って意味でして、其れもまたコジマユの名曲「ショートケーキのサンバ」の歌詞♪ひとくちで、パクリ!♪から来ています。)
本編では「9ちゃん」を苛めたり、味方についたり、またしても苛めたり、ふたたび味方になったりと蝙蝠女ぶりを魅せた片瀬那奈ちゃん演じる「藤田千秋」ですが、スペシャル版ではすっかり「9ちゃんの理解者」に収まっておりました。会社存亡の危機に、例によって9ちゃんが無謀な提案をして、今や全員が「9ちゃん派」となった面々も流石に難色を示すわけです。ところが、千秋サマが此のセリフをぶちかまして9ちゃんにつくと、ワラワラと全員が賛同するって場面です。
此のドラマで、千秋サマは本編での9ちゃんに対する誤解をすべて解明していますが、其れは他の人には明かしていません。「財布の件も、ブログの件も、角田さんじゃなかった」と云って「ごめんなさい!」と9ちゃんに頭を下げただけで、他の連中も右ならえで懺悔しちゃったのですよ。此のスペシャル版でも「ワインチーム」のリーダー鈴木と何故か二人で行動する場面がありまして、本編から千秋サマは部署は違えど上司である彼を「鈴木くん」と呼んでましてですね、年齢設定から「同期」なんでしょうけど、鈴木くんにNYのへび娘からかかってきた電話を「ちょっと、貸して!」と強引にひったくってへび娘を諭すのですよ。
いくら同期でも、上司に対して勤務中にタメ口全開で電話を取っちゃうなんて、普通の感覚なら考えられません。どうやら、千秋サマは相当の「実力者」みたいです。「万引きの件」は、9ちゃんとへび娘しか知らず、おそらく彼女たちは誰にも云わないでしょう。対して、千秋サマはちゃっかり色んな連中の弱みを握っているのです。へび娘を説得する千秋サマを、鈴木くんは「ぽか〜ん」と見てるだけですけど、其れも其のはず、へび娘の悪業も千秋サマは明かしてないんですよ。他に知っている連中も、それぞれが誰にも云えないって立場なんです。正に「一人勝ち女王」じゃん。恐るべし、藤田千秋!絶対に敵に回したくない人物です。
(小島藺子)