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2010年08月20日

「20世紀少年 第2章 最後の希望」TV初登場!

20世紀少年<第2章> 最後の希望 [Blu-ray]


日本テレビ 21:00〜23:24

映画「20世紀少年」は、片瀬那奈ちゃんを御本尊様とお慕いしているあたくしにとって、色んな意味で忘れ難き作品です。原作とは違い、片瀬那奈ちゃんが演じた「敷島ミカ」の出番がほとんど無い映画ではありますが、原作のファンである那奈ちゃんが「太陽の塔の役でもいいから出たい!」と望んでの出演でした。其れを受けて「片瀬那奈ちゃんと同じ映画に出たいのだ」とエキストラ参加しました。

確か20回近くエントリーしたと記憶しております。結局、映画「20世紀少年」のロケには6回参加しました。結構過酷だったので、抽選で通ったロケ以外は丁重にお断りしたのでした。其の内、第1章は「ともだちコンサート」の横浜ロケで、最終章は「ともだち集会」の北本ロケでした。つまり、他の4回は此の第2章のロケだったのです。以前も書いたと思いますが、出演したのは「ともだちパレード」の場面でした。「パレードが始まり、群衆が教会へ向かい、教会内部でオッチョがステンドグラスをぶち破ってカンナを助け、パレードを追ったオッチョがともだちと対峙し、ともだちが狙撃され死亡する」と云うクライマックスです。

映画では流れる様に進みますが、あたくしが参加しただけでも四回に分けて撮影されています。教会内部は東宝スタジオで二回行われて、当然乍ら二日共同じスタイリングで参加する様に云われました。パレードの場面と教会の外の場面はそれぞれ別のロケで、こちらは「教会内部とは別の格好で来て欲しい」との要望でした。ゆえに、此の一連の流れで、あたくしは三種類のスタイリングで登場しています。ま、本人にしか分らないと思いますけどね。

さて、拡大版での放送ですが劇場版から21分ほどカットされている様です。CMが26分もあるのですね。前述の通り三部作で最も多く関わった作品ですので、出演者の大半の役者さんとお逢い出来ましたし、何処で撮られたのかも把握しております。理科実験室は、東宝スタジオで教会のセットが組まれた処のすぐ側にありました。教会の現場へ行く時に通るので「おおっ!理科室だ」とエキストラ仲間で盛り上がったものです。ナンダカンダ云っても制作現場に立ち会えた作品ですので、観れば感慨深いです。ま、其れと作品の評価はまた別ですけどね。

問題の片瀬那奈ちゃん演じる「敷島ミカ」ですが、最後の最後の「ともだち円卓会議」場面にようやく登場します。当然、カットされる事なく放送されましたが、科白も無いワンシーンのみの所謂ひとつの「カメオ出演」ってなもんや。其の場面に、何気に「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」で共演するバナナマンも居るのが、今となってはポイントが高いかもしれません。


(小島藺子/姫川未亜)



映画「20世紀少年」公式サイト


posted by 栗 at 23:27| ACTRESS | 更新情報をチェックする