出演作:『浅見光彦〜最終章〜』第1話「恐山・十和田・弘前 編」(TBS系)
放映日:2009年10月21日(水曜日 21:00〜22:48)視聴率 10.9%
映像作品:DVD「浅見光彦〜最終章〜」(TCエンタテインメント)
2010年3月17日発売
憧れの先輩エロ男爵こと沢村一樹さん主演人気シリーズの最終章として連続ドラマ化された作品に、片瀬那奈ちゃんは2時間スペシャル版第1話のヒロインとしてゲスト出演しました。此れは、沢村さんにとって「連続ドラマ初主演作品」でもありました。
片瀬クンと沢村さんは「できちゃった結婚(2001年)」や「地獄の沙汰はヨメ次第(2007年)」でも共演歴があり、「なな色のアフリカ(2005年)」で沢村さんがナレーターを担当したり、沢村さんの当たり役「セクスィ〜部長(2007年)」に片瀬クンがゲスト出演したり、2007年に「笑っていいとも!」の「テレフォン・ショッキング」に片瀬クンが二度目の出演をした際に「ともだち」として繋いだりと、縁が深いです。片瀬クンが「中学生時代から憧れの俳優だったのが沢村さん」である事も語られています。
藤波紹子は、東京の神楽坂で修行した料理人で、地元の青森へ帰りコンクールで優勝します。料亭をめぐる殺人事件に巻き込まれますが、其れは紹子の亡くなった母親にまつわるものでした。浅見の活躍で事件は解決し、お約束で紹子に後ろ髪を引かれまくり乍ら浅見は次の事件へ向かうのでした。
ミステリー作品ですので、藤波紹子はシリアスな演技に徹しています。でもね、エロスと片瀬クンが並んでいたら「其れだけで笑いを誘う」のですよ。「卍」のマークが入った料理人服を身に纏う「藤波」じゃ、プロレス者といたしましては、狙っているとしか思えません。神楽坂で修行した料理人では「西豪寺エレナ様の化身かっ?」と勘ぐってしまいます。いえ、片瀬クンは真摯に演じているんですけど、笑っちゃうんだよナァ。どっかでズッコケルんじゃまいか?と期待してしまうのですよ。片瀬クン、シリアス路線は厳しいっす。其れ程に、面白い事をやり過ぎなんですよ。
片瀬那奈ちゃんの2009年出演作は、此れで終りました。暫しのお休みをもらえたのかと思ったものですが、間髪入れずに2010年1月期の連ドラ「泣かないと決めた日」の撮影が始まっていました。更に、三本の映画出演を同時進行で行っており、高瀬リコへ向けてのゴルフ特訓も始まっていた模様です。
(小島藺子)