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2006年03月23日

「小早川伸木の恋」最終話 最終章〜涙の選択

USA: 30th Anniversary Edition


フジテレビ 22:00〜22:54


2005年11月25日の衝撃発表から四ヶ月。「小早川妙子が消える日」が、やって参りました。思えば「小早川妙子」と云う(原作では)クレイジーすぎる役を演じることとなり、「片瀬那奈」本人が最も困惑し、それに立ち向かっていったことでしょう。そして、我々「那奈ヲタ」も大きく戸惑いながらも、示し合わせたかの様に、彼女の新たなる挑戦をしっかりと見守ろうと誓ったのでした。

さて最終話、何故みんな善人になりさがっていくのだっ?サイド・ストーリーは、「どーしよーもねーざんす」な展開で、決着してしまいました。結局、本題の「ノビュキ、妙子、カナ」へと、強引に向かいます。ええ、ここが肝心なんですよ。

おや?どうも原作とは違うな。あれれ?おいおい、なんじゃこりゃ?いや、まぁ、妙子が自立するのはええんだけどさ、、、ま、面白い落ちではあったな。つーか、完全に原作無視じゃんっ!!

 「 や っ た ー ー ー っ ! ! 」 

仁志と妙子の最後の会話なんて「原作をおちょくってる」としか思えませんな。(サイモンでらでらカワイソス)すまん、涙なみだの最終回どころか、大爆笑しちゃいました。

結論。「みーちゃんは、最後まで、神の子!!」


(小島藺子)




以下、「最終話完全版」より引用させて戴きます。


「最終話 最終章〜涙の選択」

 行方不明になった小早川伸木(唐沢寿明)の娘、みすず(北村一葉)が遊園地で保護された。そこは、伸木(唐沢寿明)と妙子(片瀬那奈)、3人で遊んだみすず思い出の場所。伸木は複雑な思いにかられる。だが、離婚調停は始まった。

 伸木の書いた「性格の不一致」だけでは離婚を成立させるのはむつかしい。石田依子弁護士(かとうかず子)は、妙子はみすずのためにも離婚はしたくない、するなら1億円の慰謝料と、強硬な論陣を張る。仁志恭介(藤木直人)は「徹底的に攻めよう。自分だけいい人でいようなんて無理」と戦法の転換を伸木に迫る。

 伸木は作田カナ(紺野まひる)に電話するが、態度がどこかよそよそしく感じられ不安がよぎる。一方の妙子も仁志に相談。仁志は、子供を踏み絵に使うなと厳しく妙子を叱責する。


 病院では、沼津壮太(大泉洋)の父から別れるよう迫られた千夏(桜井千寿)が中絶しようと竹林隼人(谷原章介)に相談。
また、美村浩一教授(古谷一行)は研究費の不正流用で警察の取り調べを受けることになった。

 伸木は、カナと最初にデートした動物園で会う。伸木への愛を改めて語るカナ。だが、その上で出た言葉は“別れ”だった。そして、伸木のもとから去って行った。
 そんな中、伸木、妙子同席の調停が始まる。妙子の浮気なども明らかになり、険悪な様相を示し始めた調停だったが、子供にとっての幸せとは、というテーマになると妙子が倒れてしまった。

 過労が原因で倒れた妙子は、伸木の病院に運ばれた。
目を覚ました妙子を添田さより(市毛良枝)が見舞う。添田は、倒れるまで伸木を愛した妙子を褒めた。そして、これだけ愛せたのだから悔いはないだろうと、妙子の自立を促す。入れ替わりに伸木が来た。離婚調停を通して、お互いを見つめなおした2人。そして、妙子は自ら離婚を切り出す。伸木がみすずの父親であり続けることを条件に…。

 伸木と妙子の離婚は成立した。それから一年後…。

 沼津は、父の反対を押し切り千夏と結婚。竹林は美容クリニックを開設した。カナは、イタリアの空の下、盆栽園で働く。出所した美村は、添田に迎えられた。伸木は…伸木は念願の小児外科医で働く。別れはしたが、妙子とは良い関係を築き、みすずの父親であり続け…。

−みんな、一生懸命、自分を信じて生きている−



posted by 栗 at 22:54| ACTRESS | 更新情報をチェックする