TBS 20:00〜20:54
片瀬那奈 as 神崎今日子
「被害者の傷跡」
以下、「TBS公式」より引用。(ソース、消失)
【あらすじ】
全国で増加している犯罪“ひったくり”。特別警戒週間を設置するようにという本庁からの通達に加え、本池上署ではその予防にも力を入れていく方針を固めていた。 そんな折り、ともの幼稚園の先生・今日子(片瀬那奈)がひったくりの被害にあってしまう。しかも今日子は結婚を控えており、盗られたバックの中には婚約指輪も入っていたのだ。
突然犯罪の被害者となり、精神的にひどくダメージを受けた今日子。そこで麻衣(水野真紀)は、現場検証と事情聴取は被害者が落ち着くまで待ったほうが良いと判断し、椎名(高嶋政伸)もそれを認めた。犯人は女であったということしかわかっておらず、逃走後の足取りも途中でぱったりと消えている。しかも、犯人は初犯で味をしめ、続けざまに犯行を起こし始めた。
その事実に第二方面本部長・小山田(西岡徳馬)は、『犯人逮捕のためには、ときに被害者の傷をえぐるようになってもそれは仕方がない』と椎名の判断を非難する。そんな小山田に『犯人逮捕が重要課題であるとは思う。しかし、それ以外にも絶対に見落としてはいけないものがあるはずです』と自分の意見を述べる椎名。しかしそれも『犯人を逮捕してからご高説は聞きましょう』と言う言葉に一喝されてしまう。
そんななか、今日子は婚約者・裕二(高杉瑞穂)に自分の心の傷を理解してもらえず思い悩み、結婚までを考え直そうとしていた。突然被害者になる辛さを自分の経験から知っている麻衣は、そんな今日子を励ましに向かう。そして、そこで今日子が事件について思い出したことがあると、ある証言を漏らし…。
【インタビュー】
Q:片瀬さんが演じられている「今日子」はどんな女性でしょうか?
A:神崎今日子という麻衣さんの娘ともちゃんが通っている保育園の先生で、結婚をひかえた幸せいっぱいの女性です。しかし、突然ひったくりに遭い、それ以来、大切な人や物を失い、恐怖におびえ、自分をどんどん追い込んでいきます。しかし、麻衣さんや本池上署のみなさんに助けられて自分を取り戻します。
人気シリーズ・ドラマ「こちら本池上署」第2シリーズ主題歌「Shine」を担当していた片瀬那奈ちゃんが、第2話に「神崎今日子」役でゲスト出演されました。2002年1月〜3月に放送された連続ドラマ「プリティガール」以来、約一年振りに「女優・片瀬那奈」が復活!しかも、主題歌は「歌手・片瀬那奈」です。初代と三代目の「きれいなおねさん共演」でもあり、話題性は充分でした。
片瀬那奈ちゃん演じる「神崎今日子」は、保育園の優しい美人先生で婚約中です。しかし!ひったくり被害に遭い、婚約指輪が入ったバッグを奪われ怪我も負い婚約者ともギクシャクし、突然の不幸に絶望してゆきます。結局は、ハッピーエンドとなるわけですけどね。徹底的なシリアス路線での演技ですが、歌手専念時代の貴重なたった一度きりのドラマです。でも、やはり当時の片瀬那奈ちゃんは「歌手」であり、此の作品も「主題歌を担当しているから、プロモーションでの出演」と思えました。
(小島藺子/姫川未亜)