松山ケンイチは、1985年3月5日生まれの俳優です。2001年にホリプロ男性オーディションでグランプリに輝きデビューし、2006年の映画「デスノート」で演じた「L/竜崎」役で大ブレイクしました。片瀬那奈ちゃんとは完結篇の「デスノート the Last name」で共演しています。
片瀬クンは「青森出身の松山クンと撮影時に方言で会話しました(片瀬クンはお母様の実家が青森なので、津軽弁が話せます)」と云っておりましたが、松ケンは「わいは下北弁だから、片瀬サンの津軽弁とは違っていて、よく分らなかった」と明かしています。よく分んないのに片瀬クンに付き合っていたわけで、松ケンは優しいですね。
其の出演作品に「ごくせん」「ビー・バップ・ハイスクール」「NANA」「デスノート」「セクシーボイスアンドロボ」「デトロイト・メタル・シティ」「銭ゲバ」「カムイ外伝」「カイジ」「GANTZ」「うさぎドロップ」などマンガ原作が多く、毎回見事なコスプレを披露する事から「カメレオン俳優」とか「憑依型俳優」と称されている様ですが、此処では単純明快に「マンガ俳優」と呼称しております。其れは本来なら片瀬クンを讃える呼称だったのですが、松ケンには流石の片瀬クンもシャッポを脱ぐでしょう。
「マツケン、全部マンガだよ、マツケン」
(【付記】2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の主役に抜擢され、プライベートでは女優の小雪さんと2011年に御結婚、2012年2月にはお子さんも生まれるそうです。其れで、此処では「マツケン」と呼んで参りましたが、今後は「ヒヨッコ」と呼ばせて頂こうと思います。)
さて、ヒヨッコの出世作「デスノート」で対決した「夜神月」を演じたホリプロの先輩俳優が、(つづく)
(小島藺子)