
フジテレビ 22:00〜22:54
ドラマ制作者たちの大反乱。
次回は最終回ですので、いよいよクライマックスを迎えたわけですが、これまで基本的には原作のあらすじ通りに進行してきたドラマが、ここにきて「大どんでん返し」ですよ。
ノビュキは、もともと優柔不断なので別にええ(一応主役だけどね)けど、金井潤も美村教授も、一体どーしちゃったんだぁ?竹林は原作に近づいたけど、別キャラだったはずなのになぁ。で、仁志は、もーわけわからんぞ。カナも迷ってばかりで、みんなキャラ設定に一貫性が在りません。だからこそ、ある意味、最後までパンクな「みーちゃん」は素敵だなっと。
そんな中、ひとり突っ走る「小早川妙子」。原作を超えた暴走ぶりに、ただただ拍手喝采です。このドラマの主役は、やはり「妙子」だったな。
最終回、マジで楽しみにしていますよ。
ではみなさん、アレをご唱和ください。いくぞーっ!7、7、7、
「妙子がんばれ!!」
(小島藺子)
以下、「第10話完全版」及び「最終話あらすじ」より引用ですよ。
「第10話 衝撃の調停離婚」
小早川伸木(唐沢寿明)は、作田カナ(紺野まひる)との結婚を決心した。
そのころ妙子(片瀬那奈)は仁志恭介(藤木直人)を訪ね、離婚を認めないための代理人になって欲しいと頼む。だが仁志に拒否されてしまう。すると、妙子は石田(かとうかず子)という女性弁護士を立て、伸木の離婚申し出を認めないという交渉を起こしてきた。伸木は仁志に代理人を依頼する。
病院でもさまざまなことが動いていた。
沼津壮太(大泉洋))が結婚を決めたのに、当の千夏(桜井千寿)が、すべて冗談だと離れていった。竹林隼人(谷原章介)は鹿浜匠子(原田夏希)のツアーに同行するため病院を辞めるという。また、娘と再会し生への執着が芽生えた添田さより師長(市毛良枝)は、美村浩一教授(古谷一行)に手術を望む。一度は拒んだ美村だが伸木を助手に、難手術に挑んだ。
「離婚申し出を認めぬ」という妙子との交渉が始まった。互いの不実をあげつらいながら「別れない」という奇妙な交渉に、石田も妙子への疑問を抱く。伸木には、妙子の悪口など挙げる気力もない。仁志は協議でことを収めたいのだが…。
そんな中、妙子はカナの居場所を探し出し、幸せを返してくれと罵倒する。カナに少しずつ罪の意識が芽生え始めた。
交渉は平行線をたどり、別れる場合の慰謝料として、石田は1億円を請求すると提案。結局、交渉は決裂、調停の申し立てが決定された。
そんな折、伸木を訪ね、病院にみすず(北村一葉)が一人でやって来た。妙子を迎えに来させたが、みすずは二人の手を取り、3人で歩くことに。それを陰からカナが見ていた。カナも伸木を訪ねていたのだ。妙子たちが帰った後、伸木は自分のマンションにいてくれとカナに鍵を渡す。部屋に着いたカナは、家族写真で埋まるアルバムを目にした。
一方、伸木がマンションに帰る直前、妙子から電話が入った。みすずが行方不明になったと言うのだ。
「最終話あらすじ」
行方不明になった小早川みすず(北村一葉)は、伸木(唐沢寿明)、妙子(片瀬那奈)と3人で遊んだ思い出の遊園地で保護されていた。しかし、伸木の離婚への思いは変わらず、調停が始まる。徹底して離婚を拒む妙子に、調停は泥沼の様相を呈した。だが、ずっと触れられずにいた妙子の浮気も明らかになり・・・。そんな中、伸木は作田カナ(紺野まひる)の様子からよそよそしい雰囲気を感じ取り、不安を覚えて…。