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2010年04月26日

「笑う犬」

Let's Make Up and Be Friendly


「新参者」は第二話も益々面白くなりやがりました。ひとつの事件を軸にして、毎回惜しげも無く豪華キャストを投入し事件の真相に迫るかと見せ掛け乍ら、其れを「サイド・ストーリー」としても完結させちゃうって手法は、落ちどころが解っていても引き込まれます。今回は「結婚できない男」コムビの阿部ちゃん&夏川さんが良過ぎました。此れは期待度が急上昇です。全話録画保存確定ですね。裏番組のバッティングにも圧勝でしょう。

そんな日曜の夜に「女帝 薫子」が満を持して始まりましたよっ。最近放映されたドラマで「プロ花」の次に爆笑し全話録画保存しちゃったのは「女帝」の再放送でした。本放送も観て居たのだけど、最終回しかDVDに焼いてなかったのよさ。たぶん、何話目かの裏に片瀬クンが出演した番組が在ったのでしょう。今回の再放送でじっくりと味わったら、例えば、泉谷オヤジが演じる妖怪が死んじゃう場面はシリアスなんでしょうけど、笑わずにはいられませんでした。コントじゃねーんだからさ、余りにも過剰なのよさ。

其れで、毎回「女帝薫子」の告知が「オレ、まげねっ!」ってのがトラウマになりそうな位に流されて、まぁ「女帝薫子」の前振り再放送なんだから当然なんですけど、こっちは「プロ花」の煽りとして観てたわけですけど、そんなに「オレ、まげねっ!」とおっしゃるのなら観てみましょうってコロリと落ちたわけだ。其れで初回を観ました。悪くは無いです。「怪物くん」とおんなじラベルですね。

「女帝」って原作が劇画なわけで、其れを実写化するには前作から唯一連投の「滝沢氏」くらいの貫禄が必要だとは思えます。国生サンとか、ハマり過ぎてて怖いですよ。あえて今回も「甘力の新鋭」や「雨ちゃん」を主役に起用する時点で「笑っていただきますよっ」って思惑が「丸見えの底なし沼」なので、どんだけ笑えるのか楽しみにさせてもらいます。只、どうしても「善悪」がハッキリしちゃってるのが物足りないのよさ。だって、もう僕らは「西豪寺エレナ様」や「高瀬リコ様」を愛してしまったのですから。

兎も角、日曜日の夜は「新参者」と「女帝薫子」を観る事になりました。其れで「怪物くん」の第二話も録画はせずに一応観たのですけど、もういいかナって感じです。読売新聞の読者投稿に「安心して子供に見せられるドラマ」とか載ってましたけど、稲森デモリーナ様が鞭でしばく場面とかも安心出来る世の中になったんでしょうか?あたくしは、甥っ子には安心して見せられませんです。


(小島藺子)


posted by 栗 at 00:17| SEXY | 更新情報をチェックする