「レコスケくん」で有名な本秀康さんの初期短編集が好きです。ジョージ・ハリスン好き同志でも在る作家さんですけど、現在の様な「可愛い路線」では無く、流石は「ガロ」出身だけあって「シニカル」なのです。画風も「ちょっと気持ち悪い」って感じで愛読してました。個展にも足を運んでサインしてもらったりもしたナァ。
「君の友だち」は、確か二冊目の作品集で、表題作は当然乍らキャロル・キング姐御の名曲からのショートカットです。宇宙人と交流する地球人の少年のお話なのですが、価値観の違いで残酷な結末となるのです。手塚先生の作品にも通じる其のどうにもならない残酷さが、逆に感動を呼びます。
キャロル姐御の「君の友だち」を僕は生で二回聴きました。二度とも、泣けた。でも、其れは歌われている世界が「理想」だからだと思うのです。現実に「傷ついたならいつでも呼んでね、すぐに駆けつけるから」なんて無理なのです。
さて、此処で「DAYS」ってカテゴリを密やかに作ってます。其れは「ビートルズ・ダイアリー」って本が在って、其れは「365日、其の日に彼等は何をしてたのか?」と云う事を淡々と羅列しただけの本なのですが、其れとおんなじ事を片瀬那奈ちゃんでもやってみようかしら?と思ったわけですよ。でも、其れって此処の基本コンセプトとあんまり変わらないので、ネットでやるよりも書籍化した方がええかしら?とも思っています。
其れで「3月29日」を調べたら、確かに片瀬那奈ちゃんが出演したTV番組とかの記述も在りました。でも、此処をリアルタイム更新し始めた2004年8月以降の「3月29日」のメイン記事は、片瀬那奈ちゃんでは在りませんでした。キャロル姐御の歌みたいにはいかない世界だけど、僕にも友だちはいます。
まやや、お誕生日おめでとう。何か贈ろうと思ったけど、ま〜た欧州に出掛けてるってゆうからさ。来月にでも逢いましょう。オラ〜アミ〜ゴ☆
(姫川未亜)