「PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.9」
@ 六本木 Velfarre
出演(朝比奈亜希/Asuka/イクタ☆アイコ/片瀬那奈)
セット・リスト
01. Change This World (銀のレザー)
02. TELEPATHY
03. Babe -Huge remix-(ダンサーズ・コーナー、男性2名女性2名の編成)
04. FANTASY(ピンクのつなぎ)
05. Babe
「MX TV シークレット・ライヴ」
@ 六本木 Velfarre
セット・リスト
01. Change This World (銀のレザー)
02. TELEPATHY
03. Babe -Huge remix-(ダンサーズ・コーナー)
04. FANTASY(ピンクのつなぎ、登場時ライダーキックで片方の靴を飛ばし裸足で歌う)
05. The Wings
06. Babe
以下、榎本岳史氏のリポートより、引用。(ソース、消失)
《片瀬那奈》
少し長めのステージチェンジが終わり、今夜、ラストのアーティストを迎え入れる会場は整った。妙に落ち着かない会場の雰囲気が人伝いに広がっていくのが分かる。照明の明かりが静かに落ちていくとステージ奥に設置されている巨大なモニターにVJが作り出す幾何学的なデジタル映像が映し出されていく。それは徐々に加速し、スピードが最高潮に達すると“片瀬那奈”という文字が浮かび上げる。オーディエンスたちからは「オォォォォォォ!!」という歓声が上がり、ステージに4人のダンサーを携えた彼女が登場してくる。彼女は近未来を連想させるようなシルバーの衣装に身を包み、もの凄い光が彼女たちを照らし、シルエットだけがオーディエンスの目の前に大きく映し出されていく。正確に繰り出されるデジタルサウンドに乗せて、言葉と想いを込めていく。間奏に入ると4人のダンサーをバックに、ステージいっぱいに動き回る彼女。さながら、現代に舞い降りた未来からの天使と言ったところだろうか。
「どうも、皆さんこんばんは!!」と、元気良く挨拶する片瀬。MCを終えると2曲目がスタートする。幻想の世界に誘われるようなマイクを通して会場に響き渡る歌声と、体を必要に刻む早いビートが会場を盛り上げていく。その類い希なルックスからは、しなやかなモーションが生み出され、曲と見事に解け合っていく。深紅のエクステンションをなびかせながら、個性的なダンスを忠実にオーディエンスたちの前で披露していく。
曲が終わり再び照明の明かりが落ち、一旦彼女がステージを去る。バックダンサー4人によるしばしのダンスフリータイム!!心臓の鼓動を乱すようなハードなダンスパフォーマンスを見せ付けていく彼ら。オーディエンスかも称賛の拍手と歓声が巻き起こる。パフォーマンスが終わるとダンサーたちもステージから去り、会場にはオーディエンスたちが置き去りに(笑)。会場は淡い緑色の空間に染め上げられる。
少し間を空けて、テクノのような電子音のイントロが会場を包み、直後1人1人ダンサーが戻ってきて最後に彼女がステージに戻ってくる。彼女は近未来的衣装から蛍光ピンクのつなぎに衣装をチェンジし、それに合わせるようにハッピーでピースフルな曲をラフに心地よく歌い上げていく。オーディエンスはその心地良さにつられるように、メロディに合わせ自然に手拍子を合わせる。
そして「次の曲でラストです。次の曲でもう1回一緒に汗をかいて下さい!!」と言う彼女のMCから、ラスト曲『Bebe』がスタートする。会場の全ての人が何も考えずに楽しむことが出来るダンスナンバー。ミラーボールの星屑と共に会場を巡る彼女の歌声。“何もない世界から羽ばたいていける”という
フレーズからは、まさに音楽と言うフィールドで挑戦していく彼女の姿が描かれているように感じることが出来た。最後は「本日はありがとうございました。」という彼女の礼儀正しい挨拶でライヴは幕を閉じた。
片瀬那奈ちゃんが同日同所で敢行した連続ライヴで、深夜になりテンションの上がりまくった那奈ヲタが、とんでもない盛り上がりでアンコールの大合唱!「えーっ!!じゃない!」、「もうホントに出ないよ」などの名言を残しました。「PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.9」の抽選に当たって参加したのですが、金曜日だったので有給を取って参加しました。夕方に開場でも、真昼間から並んでいなきゃ最前列ゲットなんて無理でしたからね。
ところが、片瀬那奈ちゃんは告知されていた「PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.9」の後にも、サプライズの「MX TV シークレット・ライヴ」を行ったのです。キチンと「後で、また出るかもしれないから、帰っちゃダメだよ」なんぞと云われたのですから、もう那奈ヲタどもの期待は高まり捲くりでした。那奈ちゃんもファンの熱気にあてられたのか、ライダー・キック!で颯爽と登場した際に靴まで飛ばしてしまい、もう片方も脱いで裸足で熱唱するハプニングもありました。
(小島藺子/姫川未亜)