フジテレビ 22:00〜22:54
原作とは違った心理描写があるのですが、あらすじは同じに進行しています。これぞドラマ化の醍醐味。つーか、まぁ、兎に角、原作を読めば面白さが倍増しますね。
今回もツボにハマるトコが多かったなぁ。一行ちゃんと市毛さんの紋切り型な大芝居とか、みーちゃん節炸裂!(まったく情感のない「ぱぱにあいたいよー」には震えますた、みーちゃんはパンクだっ!)とか、竹林は矢鱈とええやつになっちゃったなとか、匠子も日本語がたどたどしいなとか、沼津は嵌められたな(ざまーみろ)とか、前回からの伸木・竹林・沼津のカウンター・シーンも面白いなぁとか、弁当屋はやっぱり財前を恨んでいるんだなとか、金井は消えてよかったのに予告に出てるんでむかついたとか、仁志はなんだか怖いよ〜とか、カナは相変わらずイヤなおんなオーラ出しまくりだよ〜ん!とか、、、
ま、そんなことより妙子です。やっぱり妙子の未来が気になります。だって、あたくしは片瀬那奈ちゃんが演じる「妙子」を観たくて、このトンデモドラマにつきあっているのだもの。
さてさて那奈ヲタ諸君、いよいよ妙子がぶっこわれていくクライマックスを、刮目して観ようじゃありませんかっ!!
(小島藺子)
以下、「第8話完全版」と「第9話あらすじ」より、毎度御馴染みの「批評の為の引用」を、健やかに。
「第8話 最後の誕生日」
小早川伸木(唐沢寿明)は、仁志恭介(藤木直人)の事務所に行く。すると、仁志は独立すると言う。作田カナ(紺野まひる)と結婚するためだ。カナは伸木をあきらめ、10年自分を見つめ続けてきた自分を選んだと仁志は言う。伸木は戸惑いつつも祝福した。
伸木が家に戻ると妙子(片瀬那奈)が、出て行こうとしている伸木をなんとか引き止めようする。そこに、みすず(北村一葉)が来て、伸木は誕生日の遊園地行きを約束させられた。
病院では、鹿浜匠子(原田夏希)の手術で自信を失った竹林隼人(谷原章介)が辞表を用意していた。また、沼津壮太(大泉洋)は看護師の千夏(桜井千寿)から妊娠したと言われ驚愕する。一方、美村浩一教授(古谷一行)の離婚が成立。添田さより(市毛良枝)は妻の座を確信するが、一転、美村は冷酷にも手切れ金を差し出した。添田は、後に大きく体調を崩してしまう。
そんな中、伸木は小児がんに罹りながらも明るく振る舞う拓海(澁谷武尊)という少年に出会う。みすずと同い年だ。ただ生きていることを感謝し、喜ぶ拓海に感動した伸木は、小児外科の設置を美村に提案するが、あっさり断られる。伸木は、引き下がらず教授になった越智学(田村涼成)に教授会で小児外科設置を提案してもらうことにする。越智は意気に感じて協力。しかし、これも却下された。それでも、伸木は食い下がろうとする。
竹林の辞意に気が付いた伸木は匠子との仲を取り持ち、思い留まらせた。竹林は「私の心を救ってくれるのはあなたしかいません」と言う匠子となら家庭を持ってもいいと感じていた。
みすずの誕生日。遊園地で遊んだ後、家に戻ると、妙子が昔のビデオを流し始めた。しかし、楽しかったころの映像を見ても伸木の気持ちは戻らない。みすずと涙の別れをした後、伸木は妙子に「別れよう」と最後通告。泣き崩れる妙子を背に、伸木は家を出た。
そんな伸木に仁志が会いに来た。カナの本心を確認したいと言う仁志は、伸木に現在の彼女の居場所を教えて…。
「第9話あらすじ」
小早川伸木(唐沢寿明)は、仁志恭介(藤木直人)に言われた通り京都の作田カナ(紺野まひる)を訪ねた。そこでカナへの愛が失われていないことを確認する。カナは仁志に「伸木を忘れた」と言うが、仁志はネット上のやり取りから、二人の愛が消えていないことを知った。
カナを伸木に託そうと決意した仁志は、自分の事務所で二人を引き合わせる。妙子(片瀬那奈)を思慕する金井潤(山口翔悟)は、伸木の後をつけて…。