2004年6月19日@富士急ハイランド
出演:YeLLOW Generation、星村麻衣、片瀬那奈
片瀬のセット・リスト
01. メドレー(銀のレザー)
Change this World〜 GALAXY〜A・I・O〜 MY LIFE
02. Babe-Huge remix-(ダンサーズ・コーナー)
03. 木枯しに抱かれて(黒いコート)
04. ミ・アモーレ(イエローのミニ)
05. 淋しい熱帯魚
06. C-Girl(デニム・ビキニ)
宴祭ライブに引き続いて、野外での実演が行われました。久しぶりにイエジェネ&星村クンとの共演で、片瀬は「オチ」で登場しました。
ジョイントだった為にフルサイズのセットでは無かったものの、前半は「777」でのメドレーが復活し、後半は早着替えの「Extended」コーナー(「禁断のテレパシー」がセットから外された点に注目)と、片瀬那奈の此の時点での完成型に近いメニューが披露されました。此の後、片瀬は2004年7月30日「ViVi night LIVE」で全く同じセットでの実演を行いますが、其れが最後のメインアクトになってしまいます。ゆえに、此のセットが「歌手・片瀬那奈」の実演最終型演目となりました。ちなみに「Extended」時代の最初の実演だった「ORC200 11周年サンクスフェスタ」のセットは「宴祭ライブ」と同じ進行でアンコールがなかっただけです。つまり「Extended」発表後は、「宴祭ライブ」と「トレジャー☆ハイランド」の二種類のセットしか存在しません。
僕は「ViVi night LIVE」には仕事で行けなかったので、此の時が最後のステージとなってしまいます。そんな事は、此の実演を観ていた時には予想もしていなかった。片瀬のライヴは、より完成度を高めていました。「ViVi night LIVE」の翌日には、星村クンの「PIANO GANG STA☆ Vol.6」にシークレット出演して、僕も参加出来たのですが、其の時も「歌手活動休止」など感じさせなかった。僕らが「これはおかしいぞ」と気付くのは、翌月に女優復帰の記事が出てからでした。
此の日は「ラッキーボーイ☆育美」が大活躍します。彼の妹が応募したバックステージ招待が当選し、終演後に妹サンは彼氏をペア招待に選ばずに兄の育美を連れて那奈ちゃんに逢ったのです。其れだけでは無く、僕らが座席確保の為に日中から炎天下に会場で待機して居たのに「折角来たんだからアトラクションに乗ってきますよ」と行った育美は、ジェットコースターで最前列に運良く順番が回って来たのに二列目に乗せられたのですが、其処に那奈ちゃんが星村クンと一緒にやって来てですね、目の前の最前列に乗ったのですよ。「一緒にエレベーターに乗った男:アンテツ」も吃驚の神体験です。挙げ句に、ライヴの最後に三組からサイン入りCDをプレゼントされるって企画にも、母親の名前で応募して当選しちゃったのです。流石に辞退してましたけど、一生分の運を使い果たすんじゃないか?と思える程のラッキーマン振りでした。
実は、其の時のプレゼントは各三組からのサイン入りCDプレゼントと云うのが二等で在ったのです。イベントから一ヶ月位して、僕にCDが送られて来ました。二等に当選したのです。「やったぁ〜!」と開封したら、中から何故かイエジェネのCDが出て来ました。ちゃんと「希望アーティスト:片瀬那奈」って書いたのにナァ。
色々と想い出深いイベントでしたけど、ライヴは好かったです。此の日はサウンド・チェックも観れたのですが、確か「ミ・アモーレ」を歌っていて、ガードマンの初老のオジさんや親子連れの方々が「この歌、知ってる」と耳を傾けていました。カヴァー企画をやった意味も在ったのだと、実感させられたものです。早着替えも素晴らしく「C-Girl」は、前回は腰にフリルが付いた衣装だったのですが、元々のシンプルなビキニに戻り好評でした。僕らの真後ろには富士山が在ったけれど、みんな前しか観ていなかった。富士山を観乍ら歌い踊る片瀬那奈だけを見つめていました。
(小島藺子/姫川未亜)