nana.812.png

2009年10月25日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#055:「SHiNY Girls Summer Party」

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD)


2003年08月19日 @ 恵比寿ガーデンルーム

出演:Sowelu、星村麻衣、YeLLOW Generation、片瀬那奈

片瀬那奈ちゃんのセット・リスト

 01. Change this World (銀のレザー)
 02. TELEPATHY
 03. Shine <MAD FAT PAD MIX>
 04. Babe -Huge remix- (ダンサーズ・コーナー)
 05. FANTASY (ピンクのつなぎ)
 06. The Wings
 07. Babe (黒のデニムに、SHiNY girls Tシャツをアレンジ)


衝撃の2ステージ連発となった「2003年8月1日」で四度目の邂逅を果たした僕は、8月10日の「写真集『N』発売記念握手会 @ 新宿」にも当然乍ら参加しました。何せ、其の日は僕の誕生日でしたからね。五度目の邂逅で、僕は那奈ちゃんに両手で右手を包み込まれ「お誕生日おめでとう」と云われたのでした。「生涯・那奈ヲタ宣言」をするには、其れ以上無い瞬間でした。「お幾つになられたんですか?」と無邪気に訊く彼女に、嘘なんか云えませんので正直に「えっ?43才になりました」と応えたら、片瀬那奈は僕の手を握った侭で「はあ?ウソでしょ?何云ってんの?がっはっはっはっは!」と爆笑したのです。あのさ、、、そんな「夢体験」から一週間足らずで六度目の邂逅の日を迎えたわけです。僅か二ヶ月足らずで六回も逢える「ナナノナツ 2003」に「夢じゃ、夢じゃ」と逆上せ上がっていたのですけど、そんなもんは其の後の「一週間に十日来い!時代」の幕開けに過ぎなかったのです。

さて、「SHiNY girls」とは、当時研音所属だった同世代女の子四組によるユニットで、それぞれの頭文字を繋いで命名されました。初お披露目は、2003年8月16日「久世エスパス野外ライブ」で、東京では此の日が初演でした。更に、此れは「歌手・片瀬那奈」が関東圏で「初めて有料でテケツを販売して行った実演」でも在りました。此のユニットは其の後「Sowelu 抜き」や「片瀬抜き」の三組で、多くの実演ドサ回り公演を展開してゆくのです。

此の日、片瀬クンは「オチ」で登場し、セット・リストとしては「TELEPATHY WITH YOU」や「PIA SUPER LIVE GROOVE」、「MXTV シークレット・ライヴ」と基本的には同じ当時の定番メニューを披露しました。然し乍らマイナー・チェンジは施されていて、「Shine」は銀のレザー姿の侭で可愛らしく踊る「MAD FAT PAD MIX」に変わりましたし、最後の「Babe」では会場でも販売された「SHiNY girls Tシャツ」をペイントし切り刻んだ独自のアレンジにして着こなし、後のデザイナー・デビューを予感させました。でも、最も片瀬那奈らしい展開は衣装替えをして登場した「FANTASY」でした。

在ろう事か、前回よりも更に派手に「ライダーキック」で飛び出して来た那奈ちゃんは「FANTASY」を歌い踊ると「ね、今日は脱げなかったよっ!」と云ったのです。最前列右側にいた僕も多くの那奈ヲタも、思わず爆笑しました。那奈ちゃんは「アレ?今、笑った人たちって、こないだも居たんだ?てへへへ」と笑った。片瀬那奈ちゃんは、失敗を畏れない。其れを必ず乗り越える。正に「ハプニングさえも強さに変えてゆくのが、那奈ちゃんのやり方だ」と、僕は思った。


(姫川未亜/小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする