発行/講談社
「表紙」及び「表紙の彼女」に登場。
カラー1頁(表紙)、モノクロ1/4頁(P157)
モデル・片瀬那奈
撮影・舞山秀一
ヘアメイク・村端ジン
スタイリスト・大沼こずえ
衣装協力・ヴィヴィアン タム
政権交代記念特大号で、通常の発売日を早めた「週刊現代」の表紙を「選挙、大興奮」の片瀬クンが飾りました。デビュウ当時(1998年)と昨年(2008年)に続き三度目の登場です。
一般誌の表紙で、しかも注目を集める「選挙特集号」ですので、毎日頻繁にオンエアされあたくしも知人達から「那奈ちゃんのジョージア、好いね」と声を掛けられる機会が増えたCMと共に世間に「片瀬那奈」の存在を大いに喧伝する効果は抜群でしょう。ま、プロフィールに最新作として「20世紀少年〜最終章〜」が載って居るのは御愛嬌。。。
僕が此の「ゼンキロ」を始めた時にやりたかった事のひとつに「片瀬那奈ちゃんの掲載誌での、ヘアメイクさんとスタイリストさんを記録したい」ってのが在りました。グラビア等では、大抵はモデルとカメラマンだけが大きく取り上げられて居て、裏方で在る「ヘアメイク」や「スタイリスト」の仕事は表に出ません。でも、片瀬クン自身が「ヘアメイク志望」だった事も在り、僕はデビュウ当時から「今回のスタイリングとヘアメイクは誰かしら?」とクレジットをチェックする習慣が在りました。其れで「大沼こずえって人と村端ジンって人が関わった写真が好いナァ」とか個人的に楽しんで居たわけです。
其れは、洋楽を好きになった頃の楽しみ方とおんなじでした。アーティストでは無く、楽曲の作家やプロデューサーやエンジニア等のクレジットを調べると、一見全く関係が無いと思えた音楽が全て繋がったのです。10代半ばでリアルタイムでパンクの洗礼を受けた僕は、其れでもビートルズも好きだったんです。でもクレジットを見たら「へぇ〜、ピストルズをプロデュースしたクリス・トーマスって、ビートルズのホワイト・アルバムでジョンのロケンロールを一緒にやった奴だったのか。何だ、おんなじじゃん!」とか分ったわけですよ。
そんなわけで、僕は「こずえ&ジンコ」の仕事は「クレジットを見なくとも分る様になった」のでした。
(小島藺子/姫川未亜)
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