壱週間のご無沙汰でした、小島藺子です。
今回あたくしは諸々の事情で、敢えて「此処の更新を壱週間公開しない」事にし、実行致しました。其れは「実験」でした。現在、あたくしは大いに迷って居るのです。当然の事ですが、あたくしは生涯を賭けて「片瀬那奈ちゃんを記録」します。只、其れを毎日断片的に綴って公開する事に関して「此れで好いのかしら?」と思っても居るのです。更に、あたくしが不慮の事態に落ち入った場合に「誰が此処を継承して下さるのか?」って事も悩んで居ます。おそらく、あたくしが書けなくなったなら此処は消えるでしょう。何故なら、所詮、此処はあたくしの「個人ブログ」に過ぎないからです。
此処が何時の間にか毎日更新になってしまってから、三年近くなります。合併した「COPY CONTROL」での記事を含めれば、五年近く毎日更新を続けて居ます。最早、其れが当たり前の世界になって居ます。当初、半年位は此処を観て下さって居た片は「ひと桁」でした。ハッキリと云えば、毎日覗いて下さった片は「三人」でした。僕は、其の三人の為だけに書いた。信じられないでしょうけど、此処を始めた当時(2004年12月末)は、本隊だった「コピコン」の読者が三桁だったのです。其の多くが「何故、片瀬那奈の記事が載って居るのだ?」と批判したのです。だから、僕は此処を始めた。「COPY CONTROL」は、片瀬那奈ちゃんの事を書きたくて始めたのに、王道で在る「片瀬那奈」が弾かれたんです。僕は、悔しかった。何故、個人ブログなのに「壱番書きたい事が理解されないんだっ!」と、自分の非力を呪いました。僕の理念は「片瀬那奈」を中心として形成されて居るのに、全く理解されなかった。
五年掛けて、此処に全てを集約しました。此処が「僕のすべて」です。本来、「COPY CONTROL」とは、此の形態で始めたんです。全く理解されなかったし、永遠に解ってもらえないのかもしれません。でも、僕は続ける。此処は、単なる「片瀬那奈ちゃんのファン」が「片瀬那奈ちゃんを記録し批評する」だけの場所です。全ての記事は「片瀬那奈ちゃんありき」で成り立って居ます。
「片瀬那奈」は「虚構」です。僕は彼女の実像には、さほど興味は在りません。「虚構」の「片瀬那奈」を愛して居ます。其れが、実像の彼女にとって「嘘」でも好いんです。でも、僕にとっては「真実」です。僕は「片瀬那奈」が好きなんです。那奈ちゃんのファンなんです。此れからも、ずっとそうです。「片瀬那奈」と云う「虚構」は、十余年も僕を魅了してくれました。きっと彼女なら、永遠に出鱈目な理想を見せ付けてくれるでしょう。有り得ない事を、絵空事を、実現出来るって示してくれるでしょう。
彼女が「片瀬那奈」と名乗り表現活動を続ける限り、僕は追う。そう、此れは決意表明です。僕は、此の世に片瀬那奈が存在する限り、絶対に死なないよ。安心したまえ、同志諸君。「ゼンキロ」は、終わらない。あたくしが永遠に書き続ける。だって、此処は「小島藺子の個人ブログ」なのよさ。
(小島藺子)