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2005年07月17日

「everybody's got something to hide except me and my monkey」

セシルカットブルース


「コジマ・ロックンロール・キャラバン Vol.3」で小島麻由美を観た。

今年、4回目のコジマユだが、今回の編成はギターの塚本さん、ウッドベースの長山さん、太鼓の ASA-CHANG での「ギター・トリオ」だった。先月は塚本さん抜きだと云うので、心配して居たのだけど「毎回なんか変えたいね」とゆー我侭炸裂!ゆえだったみたい。とほほ。で、あたくしが観た4回もすべて編成が違っていたわけだ。

対バンの菊地さんは予想通りのフリー・ジャズ風味で、またーりとしたムードに包まれた処に、いきなりアップ・テンポでギター・カッティング・ヴァージョンとなった「セシルカットブルース」で幕を明けた。もともと大好きな曲のうえ最近ライヴで何故か演らなくなっていたので、此の一発目で「やられちゃった」。つづけて「結婚相談所」「マイモンキーはブルー」「わいわいわい」「私の運命線」と必殺のレア選曲に目眩がした。「dig dig (doo ron ron)」は、思わず一緒にうたってしまった。「ろくでなし」もひさしぶりに歌ってくれた。

後半は ASA-CHANG 仕様の定番選曲となったけど、今回はなんたって前半!此れは9月のワンマンが楽しみだ。兎に角、コジマユは日本一うたが上手いし、素晴らしい楽曲を山程書いていて、そのうえ誰よりもカヴァーが得意なんだぞ。此のひとこそ、カヴァー盤を出すべきなんだよ。それにしても ASA-CHANG の太鼓はウルサい。そして「ひまわり」での塚本さんのソロは本当に美しい。先月「ひまわり」を演奏したんだろうか?あたくしは塚本さんが居ない「ひまわり」なんて、絶対に聴きたくないよ。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:16| ONDO | 更新情報をチェックする