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2009年04月26日

「懐メロ」

Rock 'n' Roll バック・イン・ザ・USSR


「ワールドプロレスリング」は毎週録画して居るのだけれど、最近は壱回観たら消去しちゃってます。「アリ戦」の封印を30余年振りに解いた「特番」と、其の後に何回か「猪木の異種格闘技戦」を最後に放映して下さった部分とかはしっかり遺したけどね。

でも、30数年振りに「猪木 vs アリ」を観てしまって、最早「平成プロレス」なんて観ていられなくなっちゃったのも事実です。アレを未だに「世紀の凡戦」とか云える片とは、マトモな「格闘技談義」なんて出来ません。坂口や藤原が絶賛して居た通り、アレこそが「20世紀最大の名勝負」でしょう。

兎に角、猪木は凄かった。新日の黄金時代は素晴らしかった。現在の「新日」は、かつての、猪木が現役だった頃の「焼き直し」にしか見えない。全部、何もかも観た事が在るんです。先日の両国大会を最近は放映して居ますが、「タイガーマスク vs ブラック・タイガー」とかやってんだよね。佐山を観るよ。永田サンの「白目」だって、「猪木がアンドレからギブを取らせてもらった技」じゃん。大体「背中に女の怨念を背負った太陽の天才児」如きが「IWGP王者」って時点で「終わってる」ぞ。誰が観たって「ステロイド打ちまくり」の気持ち悪い不自然なマッチョ体型なんか観る位なら、学友だった「HG」でも観てた方がええよ。「後藤!絶対に穫れよっ!」

ま、其の「後藤が初戴冠!」するであろう「5・3 福岡」では、やっと「テンコジ」が還って来ます。「小島!頼んだぞっ」とは云え、ダンダンダンと「天山」の昨今の「情けなさ」が好きになって来た自分が居ます。天山って、本当に「心優しい好い人」なんですよ。バラエティー番組とか出ると分るじゃん。アレじゃトップは取れないんだよね。

外様の「小島聡」が一番の注目株ってのも「トホホ」でして、最近は天山欠場で半年近く出番が無かったから、遺したい試合も必然的に無くなりました。そんなあたくしが現役の新日の選手で好きなのは「真壁」と「矢野」です。何やら「仲間割れ」みたいだけど、其れだって「上田サンとヒロさんの仲間割れ」とかを思いっきり思い出させるわけですよ。

でもね、無理に新しい事をやって「つまんない塩試合」を流される位なら、現在の「昭和プロレス回帰路線」の方が好いです。つまり、現在の「新日」は、いやさ「プロレス界」は「カヴァー」をやって居るわけよ。

「カヴァー」は「オリジナル」を超えない。でも、稀に「超える」事も在るんです。現在のエース候補は、「神の子:中邑」「太陽の天才児:棚橋」、そして「後藤」みたいです。あたくしは「柴田」が好きだったんだけど、もう居ない。だったら「後藤」だな。でも、どいつもこいつも「絶対エース」になれそうも無いんですよ。

確かに「新日」の歴史で「絶対エース」だったのは「アントニオ猪木」だけです。其の後は「長州、藤波、前田」とか「闘魂三銃士」とか「群雄割拠」の「三国志」になった。で、現在まで「絶対エース」が不在の其の状況が続いて居るわけです。其れじゃダメなのよさ。やっぱ、「エースはひとりだけ」じゃなきゃ面白くないんですよ。「三国志」時代になってからだって、例えば「長州」はフライングを繰り返したし、「藤波」も「ワンマッチ興行」なんかやったし、「前田」はトンパチをやらかしまくって、「三銃士」だって「俺が、俺がっ!」って「マジでトップを狙ってますよっ」って気骨が伝わって来たのよさ。其れが「平成プロレス」になった頃から希薄になっちゃったんです。だってさ、盛り上がるのって「外様」の活躍ばっかだったじゃん。「小川」「藤田」「ケンスキー」「高山」「みのる」「サップ」「ジョシュ」とかが、「そのばしのぎのエース」として牽引したわけじゃん。ハッキリ云って、誰も居ないよ。中邑も棚橋も後藤も、無理だよ。

平成プロレスに告ぐ。頼むから、おまいら、もう俺に「猪木」や「佐山」のDVDを観るのを辞めさせてはくれないか?

ま、別にええんだけどね。

「プロレスなんてモンは、古いモノの方が好いんだよ」
(大瀧師匠声で)


(小島藺子)

posted by 栗 at 18:58| KINASAI | 更新情報をチェックする