まさかと思ったが、やはり新日5・14東京ドームのメインは「重役接待タッグ」に決まったらしい。「小島 VS 天山」との「ダブル・メイン」とカタチだけは「IWGP」の権威を守ろうとしたのだろう。しかし、あくまでも試合順はセミだ。よーするに「テンコジじゃドームのメインは無理」って云ってるのと同じ。
おまけに良く分からない「IWGP実行委員会」と云うのを新設したんだってさ。で、「ベルト管理、王者の適性監視、挑戦者の資格選定」を行う7人の新メムバーってのが凄い。コミッショナー兼会長に「政界きってのプロレス通、自民党元幹事長、古賀せんせい」ってのは、目をつぶってあげてもいい。「草間新日アホ社長」「福田日本レスリング協会会長」あたりも、何だか分らないけど仕方ないとしよう。「北沢テレ朝スポーツ局長」もテレビ局との関係を切られたらおしまいだから、人質ってことで容認しよう。そんでだ、残りの「中園弁護士」「故力道山未亡人」「川村ケイダッシュ会長」ってなんなんですかぁ?どこのどいつが此の面々に「プロレスのベルトを監視する」資質があるって認められるのでしょう?此れなら「坂口」や「小鉄」に任して置いた方が、よっぽどマシじゃないですか。もう、ホントに、だめだこりゃ。
前座でアレクとの試合を組まれた「鈴木みのる」は「ガッツ石松」と合体だってさ。嗚呼、、、「ガッツ」絡みで思い起こすのは「猪木 VS スピンクス」の悪夢だ。あの時「ガッツ」の素晴らしいレフェリングで「猪木」は爆勝!ならぬ爆笑!!セミの「前田 VS ニールセン」に内容で完敗してしまった。セミは確かに内容も良かったけれど、小鉄のレフェリングも良かったのだ。
時は流れ、U系の「みのる」が「ガッツ」と組むのか。ま、「高田」が今なにやってんのかを見れば、「U」もへったくれもないわけだが。
初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)