フジテレビ 14:07〜15:00
助演：緒方亜紀 役
昨日（4/6）生放送されたフジテレビの「ドラマ特集番組」を、もしかしたらと思い録画したのですが、片瀬那奈ちゃんは一瞬たりとも登場しませんでした。唐沢さん、反町さん、竹野内さん、等の研音の先輩でそれぞれフジのドラマで共演された事が在る方々が数多く生出演されていましたので、淡い期待は在ったわけです。研音からは他にも、山口さん、江角さん、美咲さん、水嶋くん等も出ていましたし、織田さん、ユースケさん、松嶋さん、竹内さん、等々、「那奈ちゃんと（フジ関連での）共演歴が在る俳優さん」が大勢揃っていました。更に、他局も含めれば、陣内さん、浅野さん等の出演者のほとんどが「片瀬那奈に関わり在る」所謂ひとつの「カタセカイ住人」でした。でも、那奈ちゃんはいなかった。いえ、那奈ちゃんだけでは無く、何故か「美少女H」出身者と「1999年度キャンギャル」出身者が、尽くオミットされていました。
例えば唐沢さんなら「小早川」で在り、反町さんなら「GTO」で在り、竹野内さんなら「でき婚」で共演しているわけで、どれもが那奈ちゃんにとって重要な役柄でした。其れが全く作品自体が取り上げられなかったわけです。数字が凡庸だったと云う理由では無い事は、高視聴率だった「GTO」や織田さんの「ラスクリ」までもが無視された事からも分ります。ま、何故に那奈ちゃんが出たドラマが完全スルーだったのか？は、それぞれを検証すれば「なるほど」と納得出来るわけですが、あんまり書くとマズイ事になりそうなのでヤメます。
さてさて、「リコベン2」の再放送です。今回の第四話には「キチホンさん」こと「田山涼成さん」がゲストで出ています。田山さんとは何気に共演が多いわけで、他にも「小早川妙子の恋（だから此処では、そーゆー題名なんだってばさ）」そして昨年の「舞台：フラガール」での息の合ったコムビは忘れ難いです。彼の様なバイプレイヤーが、あたくしは好きなのですけど、其れが「若手女優にしては稀有な存在」で在る「バイプレイヤー：片瀬那奈」にのめり込んだ要因のひとつでしょう。
壱話完結の連続ドラマで在る「リコベン2」には、毎回豪華ゲスト陣が登場するのも楽しみでした。こうして多くのベテラン俳優さん達と共演出来た事が、昨年（2008年）の10月クールで、片瀬那奈ちゃんが成し遂げた「1クールで三作の連ドラに出演！」する快挙へと繋がります。
今や、「美月うらら姫」から「小野あやか」へ鮮やかに変貌を遂げられる「稀代の助演女優」へと成長した片瀬那奈ですが、彼女の10年に渡る女優歴を観る時、其れは「一歩一歩、積み重ねて来た成果」だと知らされます。
那奈ヲタよ、再放送を侮るなかれっ。
本放送：2005年5月10日
（小島藺子/姫川未亜）
