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2008年05月25日

「さようなら、インリン様」

インリン・オブ・ジョイトイ 2007年 カレンダー


インリン様“昇天”…美しく死す(デイリースポーツ 5/25)


インリン様が逝ってしまわれました。あたくしは「プロレス者」ですから、「ハッスル」を「プロレス」とは断じて認めません。「ハッスル」自身も、自ら「ファイティング・オペラ」と称しています。

されど、幾ら「日本一のローカル民放:テレ東」とは云え、日曜日の夕方16時から1時間15分も地上波で放送されると云うのは脅威です。しかも、昨日の興行を撮って出しですよっ。世間にとっては「ハッスル」も「プロレス」ですから、深夜に30分しか放送されていない「ノア」や「新日」なんかよりも、圧倒的に認知されている「プロレス」が「ハッスル」なんです。とほほ。

そんな「へっぽこハッスル」で、橋本が逝き小川も匙投げた後、あたくしが唯一認めていたのが「インリン様」でした。元々、「ハッスル」は橋本の団体「ゼロ1」が母体と云っても過言では無い団体で、其の「裏事情」は摩訶不思議で「武藤ちゃん体制の全日」や「K-1」「PRIDE」、「元U系」、更には「全ての元祖:アントニオ猪木」までも複雑に絡んだ世界です。然し乍ら、世に「ハッスル」を認知させたのは「小川直也」です。其れを命じたのは、師・猪木でした。事実、「ハッスル時代」の「橋本、小川」を強引にドーム大会のメインに「突然卍固め」で参戦させたのも、猪木です。そもそも、「橋本と小川の死闘から友情へ」と連なるドラマを演出したのも、猪木なのです。遅過ぎた現役引退から、早10余年。現在でも、格闘界の全ては「猪木の思惑」で動いています。

「嗚呼、馬場サンが生きていたらナァ。
 せめて大木サンが生きていたなら、
 こんな『猪木恐怖独裁院政』は、、、(ry」

(すいません、猪木サン、すいません。貴方はあたくしの師ですよっ。でもさぁ。)

でさ、昨年の大晦日に例年通り「格闘技番組」をザッピングしていて、一番面白かったのが「ハッスル」の「インリン様」だったのですよ。想像以上に練習していると分る動きでした。下手なインディーズのレスラーなんかよりも、ずっと「マトモなプロレス」をやっていました。

其れで、是非とも壱度は観戦しようと思っていたのですが、残念ながら昨日、愛息子「ボノちゃん」の巨体に圧殺されお亡くなりになったのでした。TVで観戦して、不覚にも半べそかいちゃいましたよ。インリン様よ、安らかにお眠り下さいませ。

で、大相撲にチャンネルを変えたんです。「カタセカイ住人の琴欧州」は、初優勝を果たしました。千秋楽も白星です。おめでとーっ!(那奈ちゃんは「あげまん」!)

でもね、最高だったのは「結びの一番」、つまりは本当の「千秋楽」である「朝青龍 vs 白鵬」でした。引き落としで勝った朝青龍が、勢いに任せてダメを押します。其れを肘打ちで返す白鵬。仕掛けに乗らせた「確信犯:朝青龍」は、シッカリとお返しまでしときながら、「おいおい、白ちゃん、何怒ってんのよ?」と唖然とした振りをします。

一触即発の睨み合い!土俵上じゃなきゃ、絶対にセメントが始まっていました。すげぇ。正に、ガチすぎる一番でした。おそらく、両横綱共に処分される事態でしょう。でもね、ぼかぁ、好きだな。

だって、格闘技なんだぜ、当たり前じゃん。


初出:「COPY CONTROL AGAIN」 (小島藺子)



posted by 栗 at 17:50| KINASAI | 更新情報をチェックする