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2009年02月13日

「歌のおにいさん」ACT 4

ガラスの仮面 45 (花とゆめCOMICS)


テレビ朝日 23:15〜24:10

■ キャスト
 大野 智:矢野 健太
 木村 佳乃:真鍋 杏子
 戸次 重幸:氷室 洋一
 片瀬 那奈:美月 うらら
 滝沢 沙織:清水 さやか
 丸山 隆平:斉藤 守
 吹越 満:安斉 遼二
 須藤 理彩:矢野 さくら
 小野 武彦:矢野 光雄
 、ほか。

■ スタッフ
 脚本のおねえさん:永田 優子
 演出のおにいさんたち:長江 俊和、高橋 伸之、梶山 貴弘
 チーフプロデューサーのおにいさん:桑田 潔(テレビ朝日)
 プロデューサーのおにいさんたち:川西 琢(テレビ朝日)、壁谷 梯之(泉放送制作)
 企画担当のおにいさん:大川 武広(テレビ朝日)
 音楽のおにいさん:辻 陽
 主題歌のおにいさん:矢野 健太「曇りのち、快晴」(ジェイ・ストーム)
 制作:テレビ朝日、泉放送制作



だからさぁ、もうさぁ、、、、

「歌のおねえさん」と改題してくんしぇいっ!

「片瀬那奈ヲタ歴10余年」のあたくしを、信じなさいっ!片瀬クンはさ、「舞台荒らし」なのよさ。「小早川妙子」や「西豪寺エレナ様」を想起せよ。其れ以前から、片瀬那奈は脇役なのに「目立つ」のよさ。

「主役を喰っちゃう」のよさっ!

其れはさ、片瀬那奈が真摯だからなのよさ。当たり前の事なんだけど、其れを一所懸命に継続するって大変なのよさ。

つまり、「美月うらら」には、女優生活10周年の「片瀬那奈のすべて」が込められているのです。此の感動は、一昨年に彼女が初舞台を踏んだ「僕たちの好きだった革命」初演の初日を観劇した時にも感じました。初舞台の片瀬那奈は、其れまでのコラージュだった。初めて観た水着ショーからの目くるめくデジャヴと、目の前に立つ当時25才の「大人の女宣言」をした片瀬那奈の存在感に、僕は泣いた。片瀬那奈は、自分の歴史の上に燦然と立っていました。16才の彼女にひと目惚れし、ずっと愛して来て、本当に好かったと心の底から思い、人目も憚らず流れる泪を止められなかった。

でも、其れは未だ通過点だったのです。舞台でも映画でも確かに片瀬那奈は評価を得ました。されど、大衆が知る彼女は「TV」なんです。那奈ちゃんは、未だに「きれいなおねえさん」と紹介されます。2000年から2002年まで、僅か二年間しか流されなかったアノCMを大衆は決して忘れません。何故なら、多くの大衆は「三代目きれいなおねえさん」として彼女を認知したからです。其れは、例えばポールが今でも「YESTERDAY」を歌うのとおんなじなのです。手塚先生が生涯「アトム」の作家と認知されたのと変わらないのです。

其の呪縛を、TVタレントで在る事実を、片瀬那奈は超えました。

「美月うらら」には、彼女の10年に及ぶ芸能生活ばかりか、27年間の人生の全てが内包されています。其れを証明するのは、簡単です。此処に、僕が遺して来たよ。那奈ちゃん、有難う。僕は、本当に嬉しいよ。君は素敵だ。もっともっと、僕らを裏切って下さい。高らかに云おう。

「片瀬那奈は、ROCK だ。」

第四話視聴率「10.2 %」


(小島藺子/姫川未亜)



金曜ナイトドラマ「歌のおにいさん」テレビ朝日公式サイト



以下、「#4 おさらい」より引用。

 子ども嫌いなのは相変わらずながらも、ついに“歌のおにいさん”として頑張っていく決意を固めた健太(大野智)。だがその矢先、真鍋(木村佳乃)から「歌のお兄さんたるもの、身も心も清くなくてはならない」と諭され、『歌のお兄さん七箇条』をもとにした講習をうけさせられることになる。
 さらに『みんなでうたお! パピプペポン』に、みちる(高良光莉)を含めた、3人の子どもユニット“マカロン・キッズ”が復活。子ども嫌いの氷室(戸次重幸)が番組を支配していたころは活動を休止していたが、氷室の失脚を機に、レギュラー出演を再開したのだ。自分よりも芸歴の長いみちるたちにバカにされ、健太は何も言えない。次第にみちるたちはうらら(片瀬那奈)やさやかにまでつっかかるように…。ある日、みちるの友達が番組の収録を見学にやってくるが、その友達たちはみちるの衣装を見てクスクスと笑い、バカにするのだった。その中にいた大吾(岡山智樹)だけはみちるを心配そうに見ていて…。

 数日後、番組のロケで、とある小学校を訪れた健太たち。そこは実はみちるが通っている学校だった。収録の合間、健太たちは、みちるとクラスメイトの大吾(岡山智樹)が密会している現場を目撃。調子に乗った健太はみちるたちをからかい、彼女が持っていた小さな包みを取り上げてしまう。怒ったみちるは、その後の収録でもずーっと不機嫌なまま。現場には冷たーい空気が流れるのだった。実はその包みは、みちるが大吾にあげようとしていたバレンタインチョコレート。健太たちに恋路を邪魔されたみちるは、その後の収録でもうららを泣かせるような暴言を吐き、そのあまりの傍若無人な振る舞いについに真鍋がみちるをしかりつける。
 みちるにロケでの出来事を謝った健太は、大吾がもうすぐ転校してしまうことを知る。ずっと大吾が好きだったというみちるのために、健太は一肌脱ぐことに。だが、みちるは頑なに健太の説得に耳を貸さない。ついに健太はみちるをドラマの収録現場から連れ出し、無理矢理大吾の元へ連れて行く! 自分にも「明音(千紗)のライブに行く」という約束があったのにもかかわらず…。
 こうしてみちるは無事大吾に思いを伝えることができたのだった。



posted by 栗 at 23:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする