TBS 19:56〜20:54
# 02
「ウイルステロついに勃発!!迫り来る日本最後の日!!」
■ キャスト
三浦 春馬:高木 藤丸
吉瀬 美智子:折原 マヤ
佐藤 健:九条 音弥
松重 豊:加納 生馬
片瀬 那奈:宝生 小百合
芦名 星:藤井 美菜
川島 海荷:高木 遥
徳永 えり:安斎真子
成宮 寛貴(特別出演):J
吉沢 悠:霧島 悟郎
中原 丈雄、嶋田 久作、田中 哲司、ほか
■スタッフ
原作:「ブラッディ・マンデイ」龍門諒×恵広史(講談社「週刊少年マガジン」連載)
脚本:蒔田光冶、渡辺雄介
音楽:井筒昭雄
音楽プロデュース:志田博英
主題歌:「Over the rain 〜ひかりの橋〜」flumpool(A-Sketch)
演出:平野俊一、波多野貴文、宮下健作
プロデューサー:蒔田光冶、神戸明、樋口優香
製作:東宝・TBS
(第二話視聴率:11.4%)
ま、予想通りの数字です。初回とおんなじって事で、平均も「11.4%」です。いきなり数字の噺で申し訳在りませんが、「東宝&TBS」サイドとしては「高視聴率」を獲得し、連ドラ終了後に「スペシャル版」を何度か放映して、晴れて、
「 映 画 化 決 定 ! 」
って流れを見据えているはずです。
初回同様に、緊張感が在る素晴らしい展開でした。丸っきり「映画」です。今期、いや、近年のドラマの中でも「最高に手間暇を掛けて、丁寧に作っている」って事が伝わって来ます。然し乍ら、TVドラマは「数字」が全て。此の侭では、映画化どころか、連ドラを最後まで製作出来るかどうかも危ういと云えるでしょう。
ま、あたくしが「面白い!」って云っちゃうと、数字は悪いんですよ。「ライオン先生」や「レガッタ」なんかを毎週楽しみにしていた輩ですからね。「ルパン三世(1stシーズン)」や「宇宙戦艦ヤマト」の本放送をリアルタイムで観てた莫迦ですから。那奈ちゃんのドラマでも、数字が好かった「ラスト クリスマス」とか「熟年離婚」よりも、「西豪寺エレナ様物語」とか「小早川妙子の恋」に夢中になったわけですから。
そして、今、あたくしは「宝生小百合ちゃん」に夢中です。
はっきり云って、映画「20世紀少年」よりも、こっちの方が「ずっと映画」です。其れは、現在大絶賛上映中の映画「20世紀少年」第一章に「敷島ミカちゃん」が在ろう事か此のエキストラ如きのあたくしよりも出番が少なかった事から云うのでは在りません。いや、まあ、その、小百合ちゃんの出番が原作より多いって事も重要な理由では在るわけだが。
物語が展開してゆけば、数字も上向くと信じております。那奈ちゃんってさ、早いんだよ。かつての音楽活動が六年も経た現在ようやく再評価されている様に、女優活動も「時代の先取り」をしているのです。「宝生小百合」は、在る意味、此れまでの那奈ちゃんが演じて来た役柄の「集大成」となる重要なキャラクターです。其れは「最終章」で突如として頭角を現すであろう「敷島ミカ」よりも、「女優:片瀬那奈」にとっては困難な「新たなる挑戦」になるでしょう。
其れにしても、那奈ちゃんは成長しましたね。安心して観ていられるどころか、此処に来て、常に「ドキドキ」させられちゃうんですよ。一体、那奈ちゃんは何処まで行っちゃうんだろう?僕らがやる事は、ひとつです。10年間、ずっとやって来た様に、いや、もっともっともっと、
「那奈ちゃんを追っかけますよっ!」
(姫川未亜/小島藺子)
TBS「ブラッディ・マンデイ」公式サイト