片瀬那奈が歌手復帰!SBK新アルバム参加(サンケイスポーツ 10/2)
以下、引用。
女優、片瀬那奈(26)が3年ぶりに歌手復帰することが1日、分かった。先月、坂本龍一の名曲をリメークした「elegy train」で4年ぶりに復活したロックバンド、スケボーキング(SBK)の新アルバム「RETURNS」(11月26日発売)にボーカルとして参加する。
片瀬はもともとクラブミュージックが好きで、平成14年12月に歌手デビュー。3年間、音楽活動に専念していた。現在は女優に軸足を戻したが、1年前にSBKのボーカル、Shigeo(33)と知り合い、意気投合。SBKの復活を祝して1曲限りの歌手復帰を決めた。
彼らのハウスミュージックに自ら詞をつけ、曲作りの真っただ中で「異色な組み合わせですが、素敵な化学反応が生まれそうで私自身も楽しみです。久しぶりに歌っちゃうぞ」と気合が入る。
同アルバムには片瀬のほか、Dragon Ashの降谷建志やRIP SLYMEらが、それぞれの楽曲でボーカルとして参加。SBKは同盤を携え、12月30日に千葉・幕張メッセで行われる「COUNTDOWN JAPAN」に出演し、復活ライブを行う。
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「待った此の日」!!
伏線は、在った。
同志:宇多丸の入魂の連載をまとめた「マブ論」が単行本として世に問われた。
其の宇多丸も無名時代から支持し、かつて「歌手:片瀬那奈」の前座を勤め、奇跡の大ブレイクを果たした「直系の弟子」とも云える「Perfume」がトップに躍り出た。
女子マネちゃんが、BBSで意味深なレスを付けた。
「ASAHI SUPER DRY MUSIC FLAG」で、アノ時代に知り合った「ZEEBRA」サンとナヴィゲーターとして再会した。
マブダチ「星村麻衣ちゃん」の三年半振りの最高傑作アルバムに、「片瀬那奈」の名前が刻まれていた。
でもね、那奈ちゃん、今年デビュー10周年で、目立った記念行事も無い状況で、君はひたすら、僕たちファンを喜ばせようと寝ずに頑張って来たんだよ。
映画「20世紀少年」に、原作では最終章で「悪のヒロイン」となる重要な役柄で出演中だ。
初主演舞台「フラガール」では、「So close, 7」を休業してまで賭けたっ!
連ドラ「ブラッディ・マンデイ」に助演するっ!!
他にも、かつて共演し成長した仲間たち(貫ちゃんやウエッティなど)の主演連続ドラマにゲスト出演して守り立てた。スペシャル・ドラマの主演や助演も、数多くこなし、バラエティ番組にも仕事を選ばずに出演しまくり、印度や日本全国も旅して素晴らしい「紀行番組」も遺してくれた。
もうさ、那奈ちゃん。僕らは充分過ぎる程、楽しんだよ。
でも、那奈ちゃんは止まらなかった。最高の贈り物を用意してた。
「2008年、冬、歌手:片瀬那奈、復活!!」
2004年の冬に、僕らは原宿で最後の歌声を聴いた。其れは、今はなき、原宿GIGZOO 「PIANO GANG STA☆ Vol.11 GIGZOO FINAL」へのシークレット出演だった。「みんな、来てくれたんだぁっ!」そう云って、片瀬那奈は笑った。夢の様な時代の終演だった。
でも、きっと、いつか続きが観れると夢想していた。
翌年の三月に「Reloaded」が発売され、同志:宇多丸は叫んだよ。
『このまま「歌手」片瀬那奈を終わらせていいのか!?』
だから、僕は、こう応えた。
「大いなる損失だ。此の侭では、終わらせない。」
※ 2005年4月5日:「片瀬くん、宇多丸に座布団7枚やっとくれっ!」参照。
片瀬那奈ちゃんは、デビュー10周年の「2008年」を、自分の為では無く、
僕たちファンに捧げたんだよ。
なんて人なんだ?信じられない。長年、ファンをやって来たのに、驚愕してしまったよ。
同志諸君に告ぐ。僕らが選んだ人は正しい。圧倒的に真摯で正義だ。僕らは、間違っていなかったんだよ。高らかに宣言しよう。
「那奈ちゃんこそはすべてだ。」
もう壱度、繰り返す。
「2008年、冬、歌手:片瀬那奈、復活!!」
ばんじゃーーーいっ!いやっほーーーいっ!!
「久しぶりに歌っちゃうぞ」
此のコトノハを、僕は那奈ちゃんの大切なひとに知らせたくって、サンスポを持って駆けつけました。彼女は、喜んでくれた。那奈ちゃんに似た(いや、逆か。)可愛い悪戯っぽい笑顔で「ありがとう」と云って下さいました。こちらこそ、有難いんですよ。みんな、嬉しくって堪んないんだもん。夢のつづきが始まったんです。
(姫川未亜/小島藺子)