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2008年08月24日

『フラガール』大阪公演二日日(30/36)

レッツ・ダンス


13:30開場、 14:00開演 梅田芸術劇場 メインホール


 LET'S DANCE !


 舞台「フラガール」大阪公演


【キャスト】
 片瀬 那奈:平山 まどか
 福田 沙紀:谷川 紀美子
 阿部 力:谷川 洋二朗
 根本 はるみ:熊野 小百合
 風間 水希:佐々木 初子
 福本 伸一:熊野 五郎
 華城 季帆:まどかの後輩:なつき&フラガールズの一員
 今井 りか:早苗
 田山 涼成:吉本 紀夫
 久世 星佳:谷川 千代
 、ほか。

【スタッフ】
 脚本:羽原大介
 演出:山田和也
 振り付け:カレイナニ早川
 テーマ音楽:ジェイク・シマブクロ
 、ほか。
 主催:毎日放送、梅田劇場、TBS



(小島藺子/姫川未亜)




舞台「フラガール」レポ #26

東海道新幹線は、喫煙席が在るので助かります。ノートパソコンで「昭和ゴジラ映画」を観ていたら、新大阪に着いてしまいました。早いナァ。ところが、帰りは熱海の雨で那奈ちゃん同様の「長旅」を経験する事となります。大阪公演のテケツは、先走って千秋楽だと思い入手してしまった「盟友:うっぴー☆」から譲り受けたモノで、9列目右側のなかなかの良席でした。

全てが最前列だった「赤坂全23公演」とも、20列目前後だった「地元:いわき全2公演」とも違い、10列目前後は「近すぎず、全体も観れて、まどか先生の表情も肉眼で好く判る」ってモノでした。結局、知り合いは誰も発見出来ず、完全なる単身での参加となりました。「西の那奈ヲタよ!どーした?」大阪の観客のノリの良さは、昨年の「革命」千秋楽で体験済みですが、矢張り、異空間です。トコトンまで楽しんでやろうって、観客がグイグイと俳優陣を「その気」にさせて行くのです。

正直云って、「東京で全23回」も観たのに、しかも「全部最前列」だったのに、「那奈ちゃんを観る」って部分では最高だったのですけど、「舞台を観る」と云う満足感では物足りない気持ちが在りました。其れは、近過ぎて、まどか先生しか追えないと云う事だけでは無く、観客のノリの悪さにも原因が在ったのです。

「フラガール」のふるさと「いわき公演」を観て、其の余りの違いに、僕とうっぴーは「東京の観客はダメじゃん!」と痛感しました。僕らは、舞台なら何時でも観れてしまいます。「フラガール」も「23回」も上演されるのです。恵まれ過ぎているのです。でも、地方は違った。特に「いわき」は地元だし、滅多に有名な舞台を観る機会も無いので、観客の気合いが違っていました。

大阪でも、たった三回しか無いのです。そして、紀美ちゃんのお母さん役の久世さんは、元・タカラジェンヌです。言わば「凱旋公演」なのです。ものすぎょい人気でした。明らかに「久世さん」目当ての方々が、いるわ、いるわ。まどか先生と対立し、お互いに認め合う重要なキーパーソンである役どころですが、此れまでで一番の熱演を観ました。其の熱演に引っぱられた「まどか先生」と「紀美ちゃん」も、そして前日に人気モデルとしてのイベントも在って多くの女の子ファンが駆けつけていた「早苗」こと「今井りか」ちゃんも、みんなみんなが熱演でした。そうです、此れは「フラガール」です。「女の子物語」なのです。

其れにしても、今井りかちゃんの関西での人気振りには驚きました。しかも、全員が若い女の子です。彼女たちは、昨日の二公演も、イベントも全部観たそうです。すぎょいナァ、、、と感心しちゃったのだけど、「東京から那奈ちゃんを追っかけて来た人に云われたくないやん」と返されちゃったわよ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 17:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする