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2008年07月21日

『フラガール』四日目(5/36)

Come Dancing: Best of Kinks 1977-86 (Hybr) (Dig)


13:30開場、 14:00開演 赤坂ACTシアター


 COME DANCING !


 舞台「フラガール」


【キャスト】
 片瀬 那奈:平山 まどか
 福田 沙紀:谷川 紀美子
 阿部 力:谷川 洋二朗
 根本 はるみ:熊野 小百合
 今井 りか:早苗
 田山 涼成:吉本 紀夫
 久世 星佳:谷川 千代
 、ほか。

【スタッフ】
 脚本:羽原大介
 演出:山田和也
 振り付け:カレイナニ早川
 テーマ音楽:ジェイク・シマブクロ
 主催:TBS、TBSラジオ、朝日新聞社



(小島藺子/姫川未亜)




舞台「フラガール」レポ #05

「あっ。」と云う間に、伍公演目で御座居ます。本日のタッグ・パートナーは、初日以来の「朋友:うっぴー☆」です。彼は二度目ですが、あたくしは既に伍度目の観劇となります。徐々に日々変化した舞台を観続けているあたくしと中二日置いた彼では、受ける印象が違っていたと思います。其れでも、其処は気心の知れた「那奈ヲタ同士」です。相も変わらず、

「他の観客とは目線が違う!」

那奈ちゃんも、あたくしがひとりぽっちで観ている時よりも「うっぴー」と二人での時の方が安心している感じがします。(←いや、思い込みだから。)明日の休演日までの四日間伍公演すべてを最前列の同じ席で観劇し続けたあたくしを舞台上からしっかりと確認した那奈ちゃんは、流石に分った様です。

「未亜ちゃん、本気だったんだ」と。

もう伍回目なのに、僕は赤坂に近づくにつれ「ワクワク」してしまいました。舞台が始まると、片瀬那奈ちゃんの一挙一足を目で追い続けるのです。何故、僕が那奈ちゃんしか観ないのかと云うと、舞台に立っている限り、其れが其の場面でのメインではないとしても、常に「女優:片瀬那奈」は演技を続けているからなのです。例えば「洋二朗が借金取りと乱闘して居る場面」とか「フラガールズが踊っているクライマックス」とかでも、舞台のハジッコで、何とか観客に見えるギリギリの位置にいても、那奈ちゃんは演技をしているのです。其れは、舞台俳優の宿命です。舞台に立ったなら、ずっと何かをしていなければ舞台は成立しません。

だから、最前列で近過ぎて「一点しか観れない」ので、片瀬那奈ちゃんが演じる姿を追うしかないのですよ。だって、那奈ちゃんってばさ、

「雑巾掛けをする」だけでも、「絵になってしまう」んだよ。

今日なんか、其の姿勢の良さと可愛らしい表情に、

「那奈ヲタ的には見せ場だよナ☆」

と「にやにやみあみあ」しちまったじゃまいかっ!

其れにさ、那奈ちゃんが演じる「まどか先生」って、映画での松雪サンとは全然違うのよ。もう完全に「那奈ちゃんのまどか先生」なんですよ。だって、僕ら那奈ヲタは、もう彼女を「まどか先生」とは云わないもの。僕たちは最大限の敬意を込めて、彼女をこう呼んで居ます。

「西豪寺エレナ先生!」と。

那奈ヲタなら、何故なのか分るでしょう?

毎回、目の前に福田沙紀ちゃんがいる時でも舞台袖にいる那奈ちゃんを観続ける客(其れは私です)は、そろそろ「噂」になっているかもしれません。

 紀美子:ま〜だ片瀬サンばっか観てるひどがいだよ。

 早苗:紀美ちゃんも気付いてたかぁ〜。(ぽわ〜ん)

 紀美子:あったりまえだっぺ。毎日いたんじゃ俺、踊れネ。

 まどか:はいはい、口答えしないっ!アレ、あたしのファンだから。


那奈ちゃんがいない時には、ちゃんと他の俳優さん達も観ています。やっぱ、田山サンが好いよナァ。カッコいいよ。さて、明日は休演日です。那奈ちゃん、明後日から、また宜しく☆


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 17:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする