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2008年07月18日

『フラガール』初日(1/36)

Memory Almost Full


18:30開場、 19:00開演 赤坂ACTシアター


 DANCE TONIGHT


 舞台「フラガール」


【キャスト】
 片瀬 那奈:平山 まどか
 福田 沙紀:谷川 紀美子
 阿部 力:谷川 洋二朗
 根本 はるみ:熊野 小百合
 今井 りか:早苗
 田山 涼成:吉本 紀夫
 久世 星佳:谷川 千代
 、ほか。

【スタッフ】
 脚本:羽原大介
 演出:山田和也
 振り付け:カレイナニ早川
 テーマ音楽:ジェイク・シマブクロ
 主催:TBS、TBSラジオ、朝日新聞社



(小島藺子/姫川未亜)




舞台「フラガール」レポ #01

結論から云いましょう。やはり片瀬那奈は、類い稀なる女優でした。

昨年の初舞台「僕たちの好きだった革命」で、初舞台とは到底考えられない奇跡の舞台デビューを果たした片瀬那奈の、二度目の舞台作品で初主演作が「フラガール」です。御存知の通り、2006年に公開され其の年の映画賞を総ナメにした作品の舞台化です。片瀬が演じる「平山まどか先生」は、映画版では松雪泰子さんが演じ、主演女優賞を獲得しています。名作映画と確実に比較される運命に在った舞台でした。

でも、那奈ちゃんは超えたよ。

映画版でも重要なフラダンスの場面は、舞台ではやり直しがききません。まどか先生が稽古場でひとりで踊り其れを観たフラガールたちが感動する名場面で、見事に踊り切った那奈ちゃんを観て、僕は涙が出てしまいました。

「嗚呼、なんて美しいんだっ!」

映画版とは違う展開も在り、華やかで心に沁みる素晴らしい舞台でした。でも、やっぱり僕は、初日だから、那奈ちゃんだけを観ていました。舞台の袖でフラガールを見守る時も、本来なら華麗に踊る福田沙紀ちゃんたちを観るべきなのでしょう。でもでも、僕は那奈ちゃんの演技を観ていました。

本日は、那奈ちゃんのお母様と中学時代の先生にもお逢い出来て、暫しお話をさせて戴きました。お母様は、最前列に座っていたあたくしとうっぴーの元へ、わざわざ御挨拶に来て下さいました。初対面だったうっぴーは、かなりビビっていました。そりゃ、普通なら有り得ない事です。ロビーでは偶然、カレイナニ早川先生と遭遇し、うっかり買ったばかりのプログラムにサインをして戴きました。お話もして戴けて、かなり感動しました。「那奈ヲタ界」からは、うっぴーの他にはジンちゃんとトモくんが来ていました。やっぱ、長年追っかけている同志は外さないよナァ。

僕は、しつこいけど、東京23公演はすべて最前列で観劇致します。最高の「夏休み」が始まりました。毎日、銀河系で一番好きな人と一緒に過ごせるのです。「2008年の夏」の為に、僕は生きて来たのだと思いました。でも、神様は意地悪です。余りにも衝撃的なニュースが入って来ました。来年も、那奈ちゃんの舞台が在るらしいです。「もっと、もっと、もっと」なんでしょうね。僕は「シアワセ」です。


(姫川未亜)



posted by 栗 at 19:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする